チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

2018-01-01から1年間の記事一覧

長州藩、忠蔵さんの農民日記37、兎狩りのこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、兎狩り(うさぎがり)のことです 近くの山には、黒っぽいノウサギがいます 山に行くと、切り株の側に、糞がまとまってあったのを、よく見ました 子供の頃、祖母から、「りょうけ」という山の上に…

ひがんばなとさるすべりの花

庭のキンモクセイが、咲き始めました つぼみのときは、においませんでした まわりのヒガンバナは、もうほとんど枯れています 名のとおり、彼岸のわずかな期間だけ、咲いているようです 昆虫では、せみのような存在? 百日紅の名も、よくつけたと思います 1…

長州藩、忠蔵さんの農民日記36、きぬ糸、しゅろの皮、しろ糸の代金

秋が深まってきました 県内山間部では、朝10℃を切るようになりました 鉢のイチジクが、今頃になって、元気です ザクロが、大きくなりました 今、襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、きぬ糸、しゅろの皮、しろ糸のことです はじめに…

長州藩、忠蔵さんの農民日記35、まえだれと草取りの代金

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、「まえだれ」と「田の草取り」の代金です 「まえ(ゑ)だれ」とは、「まえかけ」のことです 「まえだれ」は、田の草取りのために、どろのしみがつかないようにつけたのでしょうか 多分、2つ買っ…

長州藩、忠蔵さんの農民日記34、飲み代の割り勘

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、飲み代の割り勘のことです 忠蔵さんは、5人で、シビ(魚)を肴に、お酒を飲みました 5人で1升だから、打ち合わせか、反省会程度の「飲み会」だったのでしょう 5人で割り勘にしていますが、細…

長州藩、忠蔵さんの農民日記33、やねふきの賃金、と青海島高山登山道のこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、やねふきの賃金です 現在の家は、昭和35年ごろに立てたものですが、前は、わら屋(かやぶき)で、瓦の軒がついていました かなり古かったようで、茅のいたんだところを、新しくふきながら、維持…

花博で、きつねのまえだれ

山口ゆめ花博に、行きました ドームでは、華道の作品が展示されていて、生けられた植物の中に、ヒカゲノカズラがありました 見学の方が、「きつねのまえだれ」という名前を、連れの方に教えておられました 山口県植物誌によると、ヒカゲノカズラは、県内各地…

田の中に侵入する雑草、ムツオレグサとキシュウスズメノヒエの対策

今、ヒガンバナが、まぶしいくらいに咲いています こんなに多いのは、ききんのときのために育てていたのかと思います 昨日は、「なだら」を片づけ、田の畔に、除草剤をまきました 畔に生えるムツオレグサやキシュウスズメノヒエは、水の中でも平気で、別の植…

長州藩、忠蔵さんの農民日記32、かや(茅)の代金

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を、整理しています 今日は、かや(茅)の代金です かや(茅)は、休耕田や荒れ地で、日当たりのよい場所に群生します かやで、炭俵を作っていました 子供の頃、かや刈りを手伝ったことがあります だつも少し編みました 昭…

立ち木の整理

秋雨前線が一休みしました 今日は、旅日よりです 中断していた稲刈りが、あちこちで進められています 秋は、どんどん深まっているようです 昨日、今日は、墓地前の立ち木を整理しました 石材屋さんには、伐採の依頼がよくあるそうです 自分で切られる内に、…

長州藩、忠蔵さんの農民日記31、わら(稿)の代金

ヒガンバナが、次々咲いています ユズキチの実が大きくなりました でも、このユズキチには、種がたくさんできるので、少し残念 今日は、マンゲツモチをこぎました 今、襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、わら(稿)の代金です わら…

三隅八幡宮秋祭り

田んぼの畦に、ヒガンバナの花が見られるようになりました 昨日は、三隅八幡宮の秋祭りに行ってきました 滝坂と兎渡谷(とどろく)の神楽舞が奉納されました 腰輪踊りは、今年は、沢江地区と市地区の番でした 神輿は、麓が当たっていました 昨日は、祭りをゆ…

秋のネムノキの花

これは、6月に咲いたネムノキです いつも通る道沿いにあります 昨日、そのネムノキに花があるのに気が付きました 稲刈りが、半分すんでいます 花には、ちゃんと蜜があるようです アゲハが、花にとまっていました 今年の猛暑が、ネムノキの狂い咲きを、招い…

長州藩、忠蔵さんの農民日記30、縄のおない代(縄をなう手間賃)

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、「おない代」のことです 「おない代」とは、縄をなう手間賃のことだろうと、解釈しました 縄を1丸なうのに、1匁と計算しているようです 以前の資料で、1丸は2匁というのがありました 半分は、…

柿の古木は、切って更新できるかも

畑のふちに、柿の古木が何本もありました 昔は、食料や収入のために役にたったと思いますが、今は、葉や実が道に落ちて、近所迷惑になっています しぶがきは、切って、切り株に、除草剤をしみこませて、枯らしました 富有柿は、小木になればと、切ったままに…

長州藩、忠蔵さんの農民日記29、縄の代金

北海道で大地震 ここ数年、列島は、地震が続いているような・・ 今回の山々の崩落、何千万年も前の地球のような・・・ 自然豊かな山の中の田舎ぐらしが不安になります 今、襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、縄の代金のことです 大…

長州藩、忠蔵さんの農民日記28、稿莚(わらむしろ)の代金

今日は、台風が関西を通過して、大変なことになっているようです 長門は、雨が少し降った程度でした 一日、田んぼの片づけができました 今、襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、稿(わら)で編んだ莚(むしろ)の代金です 莚1枚4分…

台風が来る前に、いねこぎ

また、台風が上陸する模様 今日は、一日晴れるようなので、台風が来る前に、いねこぎをすることにしました よく晴れていましたが、台風の影響か、風が吹きとおしでした 夕方には、風はおさまり、とても台風が近づいているようには思えません この空が、明日…

久しぶりに降った雨は、大雨

おとといの夜から、久しぶりの雨になりましたが、雷が鳴り続けていました 昨日、4時、避難勧告の放送がありました 持ち出す荷物を確認しましたが、それからは、雨は落ち着きました ほっと・・・ 朝、まだ、道に水が流れていました 川の増水は、思ったほどで…

途中で枯れたぶどうは、すっぱい

庭の鉢で、ミソナオシが咲きました このミソナオシは、近くの山道に生えていましたが、いつも草刈りで、花の写真を逃してしまうので、おととし、ゴヨウアケビの鉢に植えました 多年生で、しばらくは、生育を観察できそうです これは、ベリーAですが、しおれ…

長州藩、忠蔵さんの農民日記27、酒代、酒詰代

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、酒代、酒詰代のことです 日記には、「岡藤」「和泉屋」「阿部」の3軒の酒屋が出てきました 「酒」と「酒詰」の2通りの表記がありますが、違いはよく分かりません 江戸時代、何かにつけて、お酒…

少し早い稲刈り

日本海に、前線があって、北の方では、雨がふっているようですが 県内各地、30度 夏と秋の両方の空でした 久しぶりに、道端で、イチビを見ました イチビは、大昔、繊維をとるために移入されたようですが、今は、ただ、のらばえで、細々と生き残っているの…

イノシシに倒されたイネ

台風は、各地で大雨を降らせたようですが、長門三隅では、おしめり程度でした 畑には、もう少し降ってほしいです 通過後、強い風で、イネが倒れないか心配でした 残っていたヒエが、また、穂を出したので、取りました 田の中に入ったので、イノシシが走り回…

長州藩、忠蔵さんの農民日記26、ごま(胡麻)とごま油の代金

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を、整理しています 今日は、ごま胡麻とごま胡麻油の代金のことです 忠蔵さんは、栽培収穫したごま胡麻を、隣村の源治郎さんに売っています そして、ごま油は、買っています 子供の頃、収穫したなたね(アブラナの種)を、…

イチジクの治療

よく実をつけていたイチジクが、去年、カミキリがついて、今年は、いっきに弱ってきました カミキリの食害が、かなりひどくなってきました これは、古いイチジクです カミキリに食害されながら、かろうじで生きています 幹を、切りました 中は、空洞になって…

長州藩、忠蔵さんの農民日記25、豆腐(とうふ)の代金と地神祭のこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、とうふ豆腐の代金のことです 地神祭は、当屋が順番で担当していました このときの、とうふ豆腐の代金で、1丁が5厘、40円と計算できました 以下、これで計算しています 地区に、昔、豆腐をつく…

長門市三隅、かばの森と姫田の森で御幸神事

今日もよい天気でした ここは、長門市三隅市地区です 今日、この地区で、おみゆき・田頭御幸が行われました 「おみゆき」は、三隅八幡宮を出た後、かばの森「源範頼供養塔」と姫田の森「大内義隆姫供養祠」で、行われると聞いたので、写真を撮らせていただき…

スイカの網片づけ

昨日は、台風が去ったためか、秋の空でした 急に気温が下がり、今朝は、少し寒く感じます ヒメリンゴが、赤みを増してきました 還暦祝いに子供がくれたモモが、やっと実をつけました 普通のモモよりかなり収穫時期が遅く、実は、かたいですが、甘いです ミニ…

長州藩、忠蔵さんの農民日記24、大豆の代金

盆を過ぎました 果物の実り時期が、お盆を基準に、記されていることがあります ぶどうの熟れ具合を見てみました 巨峰は、1週間前から、食べられるようになりました あと、半分残っています 果皮は、貼りついた点着剤で、荒れています ここから、果皮がさけ…

長州藩、忠蔵さんの農民日記23、そうけ代(ところてんの汁訂正)

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、「そうけ」のことです そうけとめごの代金を、米で払っています そこから、米の値段を計算してみました 以前、ところてんの「その汁」代と呼んだのは、「そうけ」の間違いでした 字がよく似ていま…