チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メヤブマオの葉いろいろとゴボウの実

長門で見られるヤブマオの仲間に、ヤブマオ、ナガバヤブマオ、オニヤブマオ、メヤブマオがあります ヤブマオの仲間は、変異が多いようですが、メヤブマオは、いろいろな葉があります 右の葉は、下部のもので、厚ぼったいです 実は、オニヤブマオに似ています…

オニヤブマオとヤブマオ

長門でよく見られるヤブマオの仲間、ヤブマオ、ナガバヤブマオ、オニヤブマオ、メヤブマオのうち、オニヤブマオを紹介します オニヤブマオは、海岸で見られます これは、津雲のものです 二位の浜のものです 境川のものです 飯井のものです オニヤブマオの葉…

ヤブマオとナガバヤブマオ

長門で、よく見かけるヤブマオの仲間が、4種類あります ヤブマオ、ナガバヤブマオ、オニヤブマオ、メヤブマオ 私は、見分けに、自作手引書を使っています はじめに、ヤブマオです 山道沿い、川の斜面などで見られます ヤブマオの葉は、下は大きく丸く、上に…

メヒシバとアキメヒシバ

メヒシバとアキメヒシバは、畑や花壇でよく増えて、草取りのときも、茎が切れやすく、めんどうです 特に、土が乾いていると、たいへんです 昨日、紹介したメヒシバです 次は、アキメヒシバです メヒシバ(左)とアキメヒシバ(右)を並べてみました アキメヒ…

オヒシバとメヒシバ

オヒシバとメヒシバ 形体の特徴からつけられたものと思われます どちらも、道沿い、畑、荒れ地で、よく見られます はじめに、オヒシバです 次に、メヒシバです 2つを並べてみました 左オヒシバ 右メヒシバです オヒシバは、すもうとりぐさ(各地)、かんざ…

リンボクとウラジロガシの葉

リンボクとウラジロガシの葉は、鋸歯があるので、どことなく似ています 長門小河内では、両方、観察できる場所があります 左側にリンボク 右側にウラジロガシがあります 左側の木です 右側の木です はじめに、リンボクを紹介します リンボクは、葉基部に、密…

ウリクサとスズメノトウガラシと幼穂ヨウスイのこと

ウリクサとスズメノトウガラシは、目立ちませんが、似た、かわいい花が咲きます ウリクサは、道沿いや畑で見られます スズメノトウガラシは、水田で見られます はじめに、ウリクサです 小さな花です 次に、スズメノトウガラシです スズメノトウガラシにたい…

シマスズメノヒエとタチスズメノヒエその2とソウメンウリのこと

昨日は、畔の草刈りをしました 今年は、本当によく伸びると思います 手前キシュウスズメノヒエは、田の中に、茎を伸ばすので、やっかいです シマスズメノヒエは、株が残っているので、すぐ、もとどおりに成長します 昔、牛を飼っているころは、餌に役だって…

ウラジロマタタビとシマサルナシのこと

長門の山で、キウィに似た実がなる、ウラジロマタタビとシマサルナシが見られます はじめに、ウラジロマタタビです 葉の裏が白っぽく、脈の付け根に、毛のかたまりがあります 実になるところは、毛がなく、ツルッとしています 実は、熟すと、食べられます ウ…

カラスウリとキカラスウリの花

長門で、カラスウリは、雑草のように、至る所で見られます キカラスウリは、千畳敷近くの山で見られます はじめに、カラスウリです 昨日と同じ写真を使っています 花は、夜、開いていて、朝になると、しぼみます カラスウリの実は、赤くなります 次は、キカ…

スズメウリとカラスウリのこと

栗畑の隅に生えているスズメウリとカラスウリです 左がカラスウリ 右がスズメウリです カラスウリは、長門の至る所で見られます スズメウリは、藪の中で、気づかないことが多いです はじめに、スズメウリです スズメの名のように、実は小さいです 次は、カラ…

カワラケツメイ河原決明とエビスグサ夷草(決明)のこと

畑で栽培しているカワラケツメイの花が咲きました カワラケツメイとは、河原に生えるケツメイ決明という意味で、ついたようです 秋吉台の遊歩道で、見られます 我が家では、乾燥して、豆茶、ザラ茶といって飲んでいます ケツメイ決明とは、エビスグサのこと…

長門のミズ、アオミズ、ヤマミズのこと

長門の山道、湿ったところで、ミズ、アオミズ、ヤマミズを見ることができます ちなみに、山菜のミズ(ウワバミソウやヤマトキホコリ)では、ありません ミズとアオミズは、似ているので、手引書を使っています はじめに、ミズです ミズの実は、包まれたよう…

水田雑草イヌビエ、タイヌビエ、ケイヌビエ

田の草を、あらかた取ったと安心して、穂肥をやっていたら、穂が出たヒエが、目に入りました もう、種が落ちています この成長の速さ、恐るべし 種類を調べるために、写真を撮りました 長い芒があります 自作手引書と過去写真で確認します はじめは、イヌビ…

水田雑草オモダカ、コナギ(イモバ)、イヌホタルイのこと

昨日は、残り(点線外)の草取りをし、おおかた、雑草を取ることができました 生えていたのは、オモダカ(花が咲いている)、コナギ(長門ではイモバ)、イヌホタルイです 去年、じっくり観察したので、紹介します はじめに、オモダカです オモダカとアギナ…

シラヤマギクとヤマシロギク(シロヨメナ)のこと

シラヤマギクとヤマシロギク(シロヨメナ) よく似た名前です いつも図鑑で確認しています なかなか覚えられません どちらも、夏から秋に、長門の山道沿いで見られます はじめに、シラヤマギクです 長門の山道の、ところどころで、見られます 青海島の観察路…

ヨメナとノコンギクのこと

長門の道沿いで、よく似た、ヨメナとノコンギクが、見られます 2つの区別は、冠毛の有無を見るのが、確実です ヨメナは、初夏から、咲き始めます ノコンギクは、初秋から、咲き始めます ノコンギクの葉巾が、1cm以下のものを、ホソバコンギクといい、長…

タチドコロとヒメドコロのこと

タチドコロとヒメドコロは、山口県では、分布場所が少なく、点在しているようです タチドコロは、指月山、蓋井島など、ヒメドコロは、見島、祝島など、海岸や島にあるようです(山口県植物誌) 違いを、図で見てみます 今年6月、青海島で、タチドコロを見つ…

ヤマハッカ、ヒキオコシ、タカクマヒキオコシ、アキチョウジのことⅡ

昨日のつづきです 山口県には、ヤマハッカ属、ヤマハッカ、ヒキオコシ、タカクマヒキオコシ(県央)、アキチョウジの4種が分布します(山口県植物誌) はじめに、タカクマヒキオコシです 12年前の秋、佐々並で撮ったものです タカクマヒキオコシのがく萼…

ヤマハッカ、ヒキオコシ、タカクマヒキオコシ、アキチョウジのことⅠ

山口県には、ヤマハッカ属の、ヤマハッカ、ヒキオコシ、タカクマヒキオコシ、アキチョウジの4種が、分布します(山口県植物誌) 見分けに、次のような手引書を、作っています 夏から秋にかけて、長門の山道沿いで、ヤマハッカが見られます ヤマハッカのがく…

スズメノチャヒキとキツネガヤ

春から夏にかけて、長門の道沿いで、スズメノチャヒキの群落が見られます スズメノチャヒキには、毛があります 穂は、枯れると、次第に白っぽくなります スズメノチャヒキの穂は、枯れてもついています よく似たものに、ムクゲチャヒキがあります まだ見つけ…

キツネガヤとヤマカモジグサ

長門の山道沿いで、キツネガヤとヤマカモジグサが見られます 花序も大きさも違いますが、よく見ると、穂の形が似ています はじめに、キツネガヤです 次は、ヤマカモジグサです ヤマカモジグサ(左)とキツネガヤ(右)を並べてみました 右キツネガヤは、枝分…

長門のコオニユリとオニユリと地方名「ごうら」のこと

長門のあちこちで、コオニユリとオニユリの花が、見られるようになりました コオニユリは、海岸近くに、たくさんあります オニユリは、道沿いで、ぽつりぽつりと見られます はじめに、コオニユリです 次に、オニユリです オニユリは、茎に「むかご」ができ、…

ヤマカモジグサとカモジグサとアオカモジグサ

夏になり、長門の道沿いで、ヤマカモジグサの株が、見られるようになりました カモジグサとつくものに、カモジグサとアオカモジグサがあります この時期、ほとんど枯れています カモジグサです アオカモジグサです ヤマカモジグサ(左) カモジグサ(中) ア…

千畳敷にネジバナ(モジズリ・文字摺)の花畑が

昨日は、前線が北上したので、千畳敷からの景色を撮りに行きました 残念、一位ケ岳には、雲がかかっていました 梅雨明けしていません 見島も見えません でも、いいものが見られました 千畳敷の芝生は、ネジバナ(モジズリ・文字摺)の花畑になっていました …

ウリノキとウリハダカエデ、ウリカエデ、トウカエデのこと

ウリノキ(ウリノキ科)、ウリハダカエデ、ウリカエデと、ウリ瓜の名がつく木があります ウリノキは、葉の形が、ウリハダカエデとウリカエデは、樹皮が、それぞれウリ瓜に似るところからついたようです はじめに、ウリノキです 長門の山で見られます 次に、…

長門の中国山地のこと

長門市は、中国山地西端の山々に囲まれ、北は、日本海に面し、風光明媚なところです そして、山と海岸の両方の植物が観察できます 金子みすゞさんは、詩「王子山」で、王子山公園から見た仙崎の町のことをうたっています ・・公園になるので植えられた、桜は…

ウツボグサ夏枯草(カゴソウ)のこと

夏、山道沿いで、ウツボグサ夏枯草(カゴソウ)が見られます ウツボ靫とは、魚のウツボ鱓ではなく、弓の矢を入れる籠のことで、穂の形からついたそうです カゴソウ夏枯草とは、乾いた穂のことで、防長風土注進案・薬草類にも、記載されています 山口県の地方…

長門のオニドコロ、カエデドコロとヤマノイモのこと

夏、山道沿いで、トコロ類やヤマノイモが、木に、勢いよく巻きついているのが、見られます トコロは、野老と書き、天保時代の書・防長風土注進案(先・前大津)に、ところ(伊上村)、トコロ(神田下村)、野老(津黄村、野田村、渋木村)の記載があります …

ジャノヒゲ麦門冬とヒメヤブラン

夏、長門の道沿いで、ジャノヒゲとヒメヤブランの花が見られます はじめに、ジャノヒゲです ジャノヒゲの実は、青くなります ジャノヒゲの根には、コブ瘤ができます これを乾燥したものを、麦門冬バクモンドウといい、防長風土注進案・通浦村、伊上村の薬草…