チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

忠蔵さんの農民日記p27、二十三夜御初尾(にじゅうさんやおはつお)

忠蔵さんの農民日記、今日は、二十三夜御初尾(にじゅうさんやおはつお)のことです お願いごとを、正学院へ頼んで、御初尾(御初穂)を渡しています 天台宗のお寺ですが、神社のこともしていたようです 幅広い活動で、江戸時代は、まだ天台宗にお願いするこ…

忠蔵さんの農民日記p26、御斎

忠蔵さんの農民日記、今日は、御斎(おとき)のことです おときは、お寺で、昼食としていただきます 宝国寺は、隣村、津雲に今もあります 江戸時代の始め、毛利さんが萩に来たとき、益田家のお寺になりました 津雲の山中には、益田家の墓地があるそうですが…

忠蔵さんの農民日記p25、ねはん参り

自作本の紹介をしています 今日は、ねはん参りのことです ねはん参りは、おしゃかさまのなくなったときのこと、花祭りは、おしゃかさまが生まれたときのこと 明峰寺では、おしゃかさまの行事が行われています 明峰寺は、由緒あるお寺で、湯本の大寧寺と関係…

長門市三隅の昔話7、岳山の雨乞

忠蔵さんの農民日記を紹介してきましたが、今日は、表紙の写真のことです 三隅全景写真は、岳山から撮りました 岳山は、三隅のどの地区からもよく見える高さ350mの山です 仙崎からもよく見えます この岳山で、江戸時代の始め、雨乞をした記録があります …

忠蔵さんの農民日記p24、麦畠の溝掘り

自作本の紹介をしています 今日は、麦畠の溝掘りのことです 米麦というのは、ハダカムギと考えました 殻がすぐとれて、米状態になります 山口県のみそは、麦みそが多いそうです ハダカムギは、西日本でよく作られ、それが、みその材料となったそうです 忠蔵…

忠蔵さんの農民日記p23、水餅のこと

自作本の紹介をしています おかげで、先日、県内の小中学校用に、約500冊届け終わりました くずし字を教えてくださった県文書館、村田清風記念館講師の先生方、ありがとうございました 今日は、水餅のことです 2月にたくさんついたお餅は、水甕につけて…

忠蔵さんの農民日記p22、心遣いの鯵

自作本の紹介をしています 今日は、心遣いの鯵です 贈り物には、魚、野菜、お金、お菓子など、いろいろありました 江戸時代には、今のしくみが、庶民にもできていたようです 昨日は、ぜんまいを採りに行きました 胞子葉は、おすというそうです この場所は、…

忠蔵さんの農民日記p21、こおり餅切り

自作本の紹介をしています 今日は、こおり餅切りのことです 三隅では、かきもちのことをこおり餅と言っています 庭のえびねが咲きました 山にひとかたまりあったので、見に行きました 枯れ枝に埋もれて、絶えたみたいです むさしあぶみは、いっぱい生えてい…

忠蔵さんの農民日記p20、節分のこんにゃく

自作本の紹介をしています 今日は、節分のこんにゃくのことです 三隅でも、節分の行事は、いろいろ行われてきたようです 今日は、侵入するたけのこを切りました たけのこは、6月ごろまで次々生えてくるので、切り忘れると、しっかりと竹になって大変です 侵…

忠蔵さんの農民日記p19、種池さらえ

自作本の紹介をしています 今日は、種池さらえです 江戸時代は、種籾を、みんなで池につけていたようです 文字で、ややこしいのがあります 別と前が、とてもよく似ているときがあります いくつかあるときは、分かりますが、一つのときは、困っています 庭の…

忠蔵さんの農民日記p18、寒餅つき

自作本の紹介をしています 今日は、寒餅つきのことです 冬の一番寒い時期に、保存用のお餅をついています 餅米は、毎年1俵前後しか収穫できていないので、くず米などといっしょにしたこごめ餅をたくさんついたと思います 年末には、重ね餅を作って配ってい…

忠蔵さんの農民日記p17、鬢(びん)付け

自作本の紹介をしています きょうは、鬢(びん)付け油のことです びん付け油は、両という単位で表示されています 水につけていた種籾から、芽がでたので、種まきをしました わずかですが、機械でまきます 機会だと、均一にまくことができます 籾に土をかぶ…

忠蔵さんの農民日記p16、雪遊び

自作本の紹介をしています 今日は、雪遊びです これは、想像で、雪、遊、作の文字の練習のために書きました 雨かんむりは、分かりやすく特徴的です 遊の文字は、殿様がされることによく使われています 昨日は、田に水をあててすきました 田の中で、生き物が…

忠蔵さんの農民日記が製本完成

忠蔵さんの農民日記が、冊子になって届きました 2匹目のどじょう・・・ 退職後2冊目の本、「忠蔵さんの農民日記」ができました さっそく、日記のもとを書いた5世忠蔵さんに、報告しました まさか、5世の記録を、11世が本にするなど、だれも想像しなか…

水路の掃除

よい天気が続きますが、風は冷たいです 昨日の朝は、遅霜でした 3月終わりから4月の霜で、路地のさくらんぼは、だめになります 家が、山すそにあるためです 花が咲き始めたら、覆いをします こちらのさくらんぼは、元気いっぱいで、たくさんなっています …

忠蔵さんの農民日記p15の2、手形と質物

自作本の紹介をしています 忠蔵さんは、借銀の仕詰で、田畠を質物に手形をいくつも書いていました 借銀の証文を書く時の気持ちは、くやしさのなにものではないと思っています 字が震えているように感じます 庭のさくらがピークを過ぎました 毎日めじろが来て…

すいかを植えました

あちこちで、たけのこを掘ったと話しています 我が家も、山に行ってみました いのししが来なかった場所で、たけのこが伸び始めていました ちょうどよいたけのこが掘れました 店に、小玉すいかの苗が出ていました さっそく買って植えました 今年は、密植栽培…

忠蔵さんの農民日記p15、畠の手形

自作本の紹介をしています 今日は、畠の手形のことです 忠蔵さんは、小作農民として家督をついで、ずっと借銀に苦しんできました 分家で減った土地は、さらに減っていきました 手形が何枚か残っていました 他の手形は、後日紹介します 今日は、消毒した種籾…