チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

田舎ぐらし、1週間、もめらの花、もちのいねこぎ

ヒガンバナ 彼岸を過ぎて、もう花の時期が終わりました 道沿いで、ツルボが咲き始めました 少し、右ヤブランと似たところがあります ヒガンバナやツルボのことを、山口県では、モメラといっています(山口県植物誌) キンモクセイが咲いたと喜んでいたら、先…

イヌビユとホソアオゲイトウと仲間

ヒユの仲間は、分かりにくく、覚えにくく、帰化植物図鑑が役に立っています 今、近くの道沿いや荒れ地で、2種類にヒユが見られます A B 帰化植物図鑑をもとに、簡単な手引書を作って、AとBを確認してみました A 葉先がへこんでいます Aは、茎が斜上す…

ひっつきもんつきのこと1

秋、野山を歩くと、草の実が衣服についてきます この辺りでは、ひっつきもんつきといっています 今日、近くを歩いて、探してみました 1 ぬすびとはぎ 2 きんみずひき 3 うまのみつば 4 だいこんそう 5 ちぢみざさ 6 ちからしば 7 いのこずち カラムシ…

風土注進案の植物37俵山2、やまぐわ、やまもも

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています 一位が岳からみた俵山盆地です ここの水田は、昔、畑だったところを、山にトンネルを掘って大きな堤から水を引いて作られたものです 今回も、俵山の植物の続き、俵山2です 1 やまぐわ 柘(しゃ)は、…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その8、ナキリスゲ、チヂミザサ

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています 1 ナキリスゲ 林の中で、細い葉の株が見られます ナキリスゲを手引書で確認してみます 葉のような苞があります 小穂は、上がお花、下がめ花のセットです 苞の基部が鞘になっています 柱頭は短いです ナキリ…

田舎ぐらしこの1週間、もちの稲刈り

畑の畦のヒガンバナが満開となりました 黒米をもみすりしました 今年は、米がたくさん割れました マンゲツモチを刈りました 今年は、田んぼをよく乾かしたので、楽に刈り取りができました 来週は、乾燥し、もみすりをする予定です 餅をついて、まんごに食べ…

デゴイチ、D51730とD51715の動輪のこと

これは、江戸時代の萩藩が作成した絵地図、行程記、萩の街道の解説書(山田稔著)です 中に、萩の長蔵寺というお寺のことが書かれています 猿猴(えんこう)(かっぱのこと)の手形板のことが書かれています お寺に、かっぱの手形板があり、それを祈祷に使っ…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その7、イヌタデとハナタデのこと

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています イヌタデとハナタデがありました 混生しています 林の中には、小さめのハナタデがありました イヌタデとハナタデの区別を、山口県植物誌の検索表で確認してみました 花には、腺点がなくツルッとしています …

長門市三隅、いこいの森の植物9月その6、イヌコウジュとヒメジソのこと

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています 1 イヌコウジュとヒメジソ はじめに、イヌコウジュです 次に、ヒメジソです どちらも、なかなか覚えられません いつも手引書をたよりにしています 2 ヌマダイコン ヌマダイコンとノブキも覚えられなくて、…

田舎ぐらし、1週間、栗畑草刈り

昨日は、台風が瀬戸内海を通過しました 長門地方は、たいしたことありませんでした 今日はよい天気で、小学校の運動会が行われています この1週間は、果樹の手入れをしました 1 栗畑の草刈り この畑はぎんよせで、もう少しで、実が落ちてきます 下草を刈り…

風土注進案の植物36俵山1

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています 今回から、長門市俵山の植物のことです 1 松 まつ あかまつ 俵山は、山間部なので、松は、アカマツでよいでしょう 2 柏 はく かしわ ひのき 栢、柏は、ヒノキともカシワともいわれています 俵山では、…

絵地図・行程記(こうていき)の解説書で、古文書を勉強

江戸時代、毛利藩(萩藩)で、殿様のお国廻りのために、絵地図、行程記(こうていき)が作成されました これは、その解説書(山田稔著、600円)です この解説書で、古文書が「ひとり学び」できます 萩市無田ケ原(むたがはら)について書かれた文章で、紹…

ネナシカズラとアメリカネナシカズラのこと

夏、他の植物に巻きついたネナシカズラの仲間を見かけます その仲間に、ネナシカズラ、マメダオシ、ハマネナシカズラ、アメリカネナシカズラなどがあるようです 萩三隅高速道路斜面に、1種ありました 花序と花柱から、ネナシカズラのようです 只の浜には、…

種をまいて、3年たって咲いたウンナンハギの花

ウンナンハギは、園芸のハギですが、長門の県道斜面で、1株育っています 大きな実ができます 葉は、ツクシハギに似ています 道路斜面に吹き付けられたハギの種の中に、ウンナンハギが混じっていたものと思われます シセンハギも、同じように混じって育つこ…

風土注進案の植物35深川22、深川の最終

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています 深川村は、今回が最終です 1 びり ヒルムシロ ビリとは、ヒルムシロの山口県名です(山口県植物誌) 2 馬ばり ウリカワ 馬バリとは、ウリカワの山口県名です(山口県植物誌) 稲作研修会に行くと、今…

江戸時代、一農民の苦しい記録

先日、江戸時代の農民の名字について、書きました 今回は、飢饉と分家により、苦しくなっていく一農民、水野家の記録について、紹介します 1世2世のころは、役職も受け、安定した生活をしていました 天明の飢饉の後に、とても苦しくなります その上、分家…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その5、メドハギ、ヤハズソウ

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています 1 ヤブラン 2 オオニシキソウ 3 メドハギ 4 ヤハズソウ ヤハズソウは、葉をちぎると、付け根の方が矢はずの形になります メドハギの仲間に、ハイメドハギやカラメドハギなどあるので、見過ごさないよう…

秋吉台、秋の花

昨日は、息抜きに、秋吉台の景色を見に行きました 緑の台の中に、秋の花が見られました 1 マルバハギ 2 ツクシハギ 3 イヌハギ 4 オトコエシ 5 オミナエシ 6 ミシマサイコ 7 サワヒヨドリ 8 サイヨウシャジン 9 シラヤマギク 秋吉台の植物観察に、…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その4、キンゴジカ

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています 遊歩道に、キンゴジカの仲間の花がありました 自作手引書で、確認します 茎は直立といってよいです 分枝場所に、刺はありません 葉の中央部が、幅広です 葉の裏は、白っぽいですが、細脈が少し見えます 星状…

田舎ぐらし、江戸時代の農民の名字のこと

やっと、もみすりをしました 去年よりかなり少なかったです 株が張らなかったので、予想していましたが さて、先日、江戸時代は、庶民の名字は許可制で、庄屋でもすぐには許されなかったということを書きました ところが、公的には許されなくても、名字は使…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その3、ハエドクソウとイノコズチの実

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています 1 ナガバハエドクソウ 2 いのこずち ヒカゲイノコズチ ハエドクソウとイノコズチの実は、なんとなく似ています 左イノコズチ 右ハエドクソウです イノコズチは、実の付属体や根の違いで、ヒナタイノコズチ…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その2、ヒヨドリジョウゴ、カエデドコロ

長門市、いこいの森三隅の植物観察を続けています 1 カナムグラ カナムグラは、お花とめ花が別です 2 ヒヨドリジョウゴ ヒヨドリジョウゴは、葉の基部がへこんでいることで、区別ができます 3 カエデドコロ カエデドコロも、お花とめ花が別です ヒメドコ…

長門市三隅、いこいの森の植物9月その1、ハギの仲間

今日は、もみを乾燥しました 午前中で終わったので、午後、いこいの森三隅に行きました 曇っていましたが、島の形がよく分かりました 道沿いには、ハギが咲いていました 長門で見られるハギの仲間です 展望台には、マルバハギがありました マルバハギは、は…

田舎ぐらし、いねこぎ

晴れが続きましたが、明日から雨という予報なので、いねこぎをしました 8時開始 11時、こぎ終わりました わらは、てねて倉庫に保管しました 明日が晴れなら、瑞風の手前にナダラを入れたのに ちょっと残念 山陰上りの瑞風は、今日が今年最終だったようで…

田舎ぐらし、ひえとり

よい天気が続いて、ソウメンウリもつるがあがりました 実がごろごろしています 見える範囲のヒエはとったのに、取り残した小さいのが、また、しっかりのびてきました ヒエとりは単調で、手はかゆくなるし、いやになります ラジオを聞きながら、列車を見なが…

庄屋の名字のこと2

前回、庄屋の名字のことについて、名字がある庄屋とない庄屋があることについて書きました そのことについての続きです 前大津通浦(長門市通)の戸田さんは、惣年寄になり、功績を認められて庄屋になりました 享保時代、不漁、不熟、火災などで困った浦人に…

エノコログサとアキノエノコログサのこと

台風の影響でしょうか かなり離れたところにありますが、長門では連日強風で、なだらが倒れてしまいました 足をくいでとめました 道沿いに、エノコログサの仲間が生えています これは、穂が曲がっています こちらは、シャキッとしています 自作手引書で、確…