チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

天保時代、長門のホトケノザとタビラコのこと

晩秋ですが、道端で、ホトケノザの花を見つけました 普通、図鑑には、七草のホトケノザは、タビラコ(コオニタビラコ)のことと書いてあります 天保時代にまとめられた防長風土注進案:長門の部には、佛座(ホトケノザ)とタビラコの両方が載っています この…

ジンジャーとハナミョウガのこと

秋、大きく育った園芸植物、ジンジャー(ショウガ科)が、花を咲かせます 大型で、場所をとるので、私は、畑の隅っこに分けました 長門の山中では、ジンジャーを縮めたような、ハナミョウガ(ユリ科)が見られます 花は、5月に咲きます 花が赤いのもありま…

長門のイイギリのこと

晩秋、長門の山道、日置・俵山間で、イイギリが、赤い実をつけているのが見られます これは、アカメガシワの葉です イイギリと似ています イイギリの葉には、腺点があります 花は、5月頃咲きます これは、お花(お株)です 葉が落ちたあとに、動物の顔がで…

長門のオケラのこと

晩秋、青海島で、オケラの花が見られます 花のまわりに、魚の骨のようなものがあります オケラは、天保の書・防長風土注進案、薬草に、白朮、蒼朮として載っています オケラは、伐採された後の山で、よく見られたように思います 最近は、身近なところで伐採…

長門のキッコウハグマと赤頭と鮒網のこと

晩秋、長門の山道沿い、やや湿ったところで、キッコウハグマが見られます 葉は、亀の甲羅に見えます 花は、普通3つ、ついています 開くと、1つの花のように見えます キッコウハグマは、強くないのか、去年と同じところに行っても見つかりませんでした 気に…

ブタナとコウゾリナ

長門の道沿いで、ブタナやコウゾリナが見られます 生育期には、どちらも、帯のように咲きそろいます はじめに、ブタナです 次に、コウゾリナです どちらも、冬の時期は、ロゼットになり、暖かくなると、いっきに育つようです ジュズダマが枯れてきました 昨…

ツワブキと長門三隅を走る列車のこと

庭のツワブキが、咲きました 晩秋、長門の山道沿いで、ツワブキの黄色い花が見られます 天保の書、防長風土注進案には、ツワブキについて、いくつかの漢字が使われているようです 防長風土注進案の漢字を調べていますが、なんの植物か分からないものが、いく…

ヤマジノホトトギスと栽培ホトトギス

秋、長門の山道沿いで、ヤマジノホトトギスが見られます 花弁が立っていることもあります この葉には、模様があります この葉には、模様がありません 葉に、模様があるものとないものがあるようです 次は、庭に植えているものです 2種類あります 栽培種は、…

ヤクシソウと長門三隅を走る列車のこと

秋、山道沿いで、ヤクシソウの黄色い花が見られます 上の葉は、茎を包んでいます 下の葉は、柄があります 夏の状態です 茎を包んだ葉があると、ヤクシソウと分かります これもヤクシソウと思いますが、茎を包んだ葉がないので、自信がありません 長門三隅を…

アキノキリンソウとセイタカアワダチソウと天地返しのたまねぎ植えのこと

晩秋、アキノキリンソウとセイタカアワダチソウの黄色い花が目につきます はじめに、アキノキリンソウです 山道沿いで見られます 次に、セイタカアワダチソウです 道沿い、荒れ地や休耕田などに勢いよく広がっていきます 果樹園に生えると、やっかいです 小…

フユザンショウとサンショウとイヌザンショウのこと

晩秋、長門の山道沿いで、実をつけたフユザンショウ、サンショウ、イヌザンショウが、見られます はじめに、フユザンショウです 次は、サンショウです 次に、イヌザンショウです 3つを並べてみました 左イヌザンショウ 右サンショウ 左フユザンショウ 中イ…

キカラスウリの種と活婁仁(かつろうにん)のこと

長門日置の山中で、やっと、キカラスウリの種を取ることができました キカラスウリの種は、カキやスイカの種に似ていると思いました 実は、黄色ではありませんでした どれにも、たくさん虫が入っていました 虫のために、枯れたのでしょう 赤く完熟すると、甘…

長門のアケボノソウとセンブリのこと

アケボノソウ(リンドウ科)とセンブリ(リンドウ科)は、長門では、たまにしか見られません はじめに、アケボノソウです 次に、センブリです どちらも、帰化植物におされてしまったのかな 昨日の朝は、珍しく霧の中でした 猪が壊した、トタンの囲いを修復し…

ヒナタイノコズチと牛膝(ごしつ)のこと

道沿いや畑で、ヒナタイノコズチが見られます 実は、衣服によくつきます 実の付属体の大きさで、イノコズチと区別できるようです 付属体の大きさには、少し差があるようです 畑のヒナタイノコズチを掘ってみました ヒナタイノコズチの根は、牛膝(ごしつ)と…

ベニバナボロギクとダンドボロギクとムカゴご飯

夏から秋にかけて、山道沿いで、ベニバナボロギクとダンドボロギクが見られます はじめに、ベニバナボロギクです 次に、ダンドボロギクです ベニバナボロギクとダンドボロギクの種子は、風に吹かれて、フワフワ飛んでいきます これを見ると、40年位前に、…

ノイバラの実と独楽(こま)の実のこと

秋も深まり、ノイバラの実が、赤くなってきました 実は、営実(えいじつ)といって、薬用になるようです 天保の書、防長風土注進案、三隅村、薬草類に、「謍實 」とあるのは、この実のことでしょう 花は、4、5月に咲いていました 茎や葉には、刺があります…

長門のダンチク(ヨシタケ)のこと

長門の海岸近くで、ダンチク(ヨシタケ)が見られます これは、青海島のものです ダンチク(ヨシタケ)は、枝分かれします 葉は、つんでいます これは、境川のものです これは、日置国広のものです 河口から5キロは、奥に入っているでしょうか これは、三隅…

ヨシ(アシ)とツルヨシ

秋、川で、ヨシ(アシ)とツルヨシの穂が、風になびくようになりました はじめに、ヨシ(アシ)です この葉は、片方によっています 穂はとても大きくなります このヨシ(アシ)は、川から離れたところに生えていました 湿った場所があれば、育つようです 次…

コシアブラとタカノツメとハルカの輪のこと

長門の山で、コシアブラが見られます コシアブラの小葉は、5枚です コシアブラの若芽は食されるようですが、この辺りでは、食べていないように思います 秋になると黄葉します 次は、タカノツメ(津和野のもの)です 長門では、見られないように思います タ…

メドハギとハイメドハギ

秋、道沿いで、メドハギが見られます 道路斜面に生えているのは、砂防のために吹き付けられたのではないかとも思われます 荒れ地では、ハイメドハギが見られます はじめに、メドハギです 次に、ハイメドハギです ハイメドハギとメドハギの葉を並べてみました…

ホルトノキとハマセンダンのこと

長門で、暖地性樹木、ホルトノキ(ホルトノキ科)とハマセンダン(ミカン科)が見られます どちらも、日本海側北限は、萩のようです(山口県植物誌) はじめに、ホルトノキです これは、黄波戸の民家のものです これは、青海島のものです ホルトノキの花と実…

ノブキとヌマダイコン

秋、山道沿いの日陰や、湿ったところで、ノブキとヌマダイコンが見られます はじめに、ノブキです 次に、ヌマダイコンです どちらの実も、服につきます 昨日は、朽ちたなだら(はぜかけ)の親を、風呂焚き用に切りました 中から、虫が出てきました この虫た…

カラスノゴマとカラス何何という植物

秋、道沿いで、カラスノゴマ(シナノキ科)が見られます 他に、カラスと名のつく植物が、いくつかあります はじめに、カラスビシャク(サトイモ科)です 次に、カラスノエンドウ(マメ科)です 次に、カラスザンショウ(ミカン科)です 次に、カラスムギ(イ…

コブナグサとアシボソのこと(2017、10、21訂正)

秋、山道沿いで、コブナグサやアシボソが、かたまって生えているのが見られます はじめに、コブナグサです 次に、アシボソです アシボソは、実(小穂)が2つあり、1つは、柄がありません 2つとも柄があるものは、ササガヤです 左アシボソと右コブナグサを…

コチヂミザサとケチヂミザサ

秋、山道や山の畑で、コチヂミザサやケチヂミザサが見られます たいてい藪になっていて、ほとんど見向きもされないと思います 2つの違いは、毛の有無です はじめに、コチヂミザサです 次に、ケチヂミザサです コチヂミザサとケチヂミザサを並べてみました …

メヒシバ、コメヒシバ、アキメヒシバのこと

秋、メヒシバの仲間、メヒシバ、コメヒシバ、アキメヒシバが見られます 昨日、3種を比べることができました 見分けのポイントを、次のようにしてみました はじめに、メヒシバです 畑の雑草になりますが、大きいのでとりやすいです 実(小穂)には、毛がある…

長門のヒメミカンソウとナガエコミカンソウのこと

昨日は、久しぶりの息抜きに、油谷、日置の野外観察に回りました 千畳敷からの景色は、台風到来前で、ややかすんでいました 千畳敷から帰りの林道で、帰化植物ナガエコミカンソウを見つけました なんでも、近年、急速に広がっているそうです もう、長門の山…

しめ飾り小鶴の作り方

ちょっと早いですが、しめ飾り小鶴を作りました 使った藁は、古代米黒米です はじめに、説明書を紹介します 次に、写真で手順を紹介します 01 藁下の短いはかま、はしくれをとります 02 藁30本、穂先から30cmのところをしばります 03 藁10本ず…

ウバユリの実とキカシグサとヒメミソハギ

秋、山道沿いで、実をつけているウバユリが見られます 冬になると、実が割れて、種がヒラヒラと落ちます 枝を折って振ると、カサカサと音がします 子供の頃、学校帰りに、よく遊んでいました このウバユリは、葉が、まだ緑です このウバユリの葉は、枯れかけ…

カキドオシ(シソ科)とツボクサ(セリ科)の葉

秋、カキドオシ(シソ科)が、道沿いや畑で、広がっています 花期を過ぎると、ただの雑草です 同じような所に、ツボクサ(セリ科)が、生えています 2つは、科が異なるのに、葉がよく似ています 2つを並べてみました 外ツボクサ 内カキドオシ 左カキドオシ…