チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

2018-01-01から1年間の記事一覧

長州藩、忠蔵さんの農民日記54、ぬかと、とめかすのこと

さくらの葉が、すっかり落ちました 秋になってふくらみ始めたいちじくは、寒さのために成長がとまりました 今、ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、ぬかと、とめかすのことです ぬかや、とめかすは、肥料として使われたのではな…

双眼鏡の中のケムシ取り

20年前に買った双眼鏡です コンパクトなので、山登りに欠かせません 最近、右に、ケムシのぬけがらが見えるようになりました 山で入ったのでしょう 分解してみることにしました 小さいねじがいくつかあります とにかく、はずしてみました 手前のレンズが、…

長州藩、忠蔵さんの農民日記53、鯨油のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています 今日は、鯨油のことです 江戸時代、鯨油は、貴重なものだったようです 藩から、鯨油が配られています 忠蔵さんは、自分でも買ったようです 貴重な鯨油は、害虫を集中的に、駆除したものと思われます 以…

長州藩、忠蔵さんの農民日記52、燈油のこと

ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、燈油のことです 忠蔵さんは、夜の明かりとして、燈油を買っています 燈油の読み方は、「とうゆ」ではなく、「ともしあぶら」のようです 燈油の油は、菜種(アブラナ)や綿の実、アブラギリか…

びわの花に虫

植木鉢のもみじが、今までで一番よく色づきました 急に寒くなったせいでしょうか 今日は、よい天気で、旅行も気持ちよさそう 畑のびわの花が咲きました 貴重な蜜、花粉を求めて、虫も忙しそうです 道に傾いていたクヌギ2本、森林組合に、切ってもらいました…

長州藩、忠蔵さんの農民日記51、ろうそくとハゼのこと

ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、ろうそくのことです ろうそくは、はぜの実から作っていました はぜの紅葉は、よく目立ちます 郷土の偉人、村田清風先生は、天保時代、ろうの生産に力を入れました そのころ植えたと思われる、…

この冬は、杉の間伐

子供のころは、田と畑があったところに、土をもり、その後、杉を植えました 迫田(さこだ)というところで、忠蔵さんも悲しい思い出がある場所です 20年くらいたち、うっそうとしてきました 枝打ちは、2回していますが 先のことを考えて、間伐することに…

長州藩、忠蔵さんの農民日記50、かつおとこえいわしのこと

ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、かつおとこえいわし(肥えいわし)のことです 天保の書、風土注進案には、魚貝類のことが書かれています けっこうな種類のものが、とれています はじめに、かつお(かつを)のことです 魚を1…

おもむきのある長門市図書館の秋

今、長門市図書館は、秋色で、おもむきのある場所に思えます 田舎にしては、珍しい西洋的な雰囲気の、一区画です 駐車場には、アメリカフウの実が落ちていました 子供たちが、喜びそうです 併設の公園には、しいのみがたくさん落ちています 山も、秋の実が目…

長門市三隅の祠(ほこら)と山中さんのこと

今日は、長門市三隅の文化祭 お地蔵さまの写真が展示してあるというので、行ってみました まだ、撮っていないお地蔵さまがありました 以前、W建設の社長さんから聞いた、向山の祠(ほこら)は、山中さんという、左官の達人が造られたという話を思い出しまし…

長州藩、忠蔵さんの農民日記49、絵伝(えでん)と報恩講(ほうおんこう)のこと

今、ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています 今日は、絵伝(えでん)のことです 隣地区、市のお寺と絵伝のことが、書いてありました 今日は、報恩講で、嘉万の明教寺に行き、絵伝の写真を撮らせていただきました 絵伝は、とても高価なものだそ…

秋芳、桂木山からの展望は抜群

今日も、よい天気です また、西中国山地の名峰、秋芳、桂木山に登ることにしました クマよけに、鈴とラジカセをつけました 山中に、テープの囲いがありました 先日は、なかったですが 山に登るのは、疲れますが、眺めに感激し、また、来たくなります

長州藩、忠蔵さんの農民日記48、寄せ聞きのこと

今日も、列島に寒波が来ています 今、ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、寄席、寄せ(よせ)聞きのことです 寄せ聞きは、安かったようです 忠蔵さんのいたところは、三隅村の田舎ですが、浄瑠璃、芝居、寄せと、いろいろ楽しめ…

カラーボックスの底の修理

家の周りは、秋色です カラーボックスの下段が動かなくなりました 底板が、折れ曲がって、ひかかっていました 家にあったベニヤ板とかまぼこ板で、修理できました このカラーボックスは、また、しばらく使えるので、ラッキーです

長州藩、忠蔵さんの農民日記47、浄瑠璃聞きとお花代のこと

ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、浄瑠璃を聞いて、お花代を渡したことです 浄瑠璃を聞いて、お花代、2人で1匁渡しています ところで、長門や豊田に、近松さんの伝説があります 長門地方にも、伝説ができるほど、近松さんが…

長州藩、忠蔵さんの農民日記46、お宮で芝居見のこと

ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、芝居見のことです 忠蔵さんは、隣村市のお宮「三隅八幡宮」であった「芝居」を見ました お酒を飲みながら、楽しかったことでしょう

長州藩、忠蔵さんの農民日記45、弟忠右衛門の妻の墓のこと

ふすまに貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 忠蔵さんの墓を調べていて、2つ、位牌にも系図にもないものがありました 忠右衛門の関係女性で、文化4年になくなっています 忠蔵さんの日記に、文化5年のものがありました 右が、文化4年だと思い…

長州藩、忠蔵さんの農民日記44、供養のあとに、イカで一杯

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、居酒屋での、癒しの一時のことです 忠蔵さんは、中供養で、お寺に行き、帰りに、4人で、お酒を飲みかわしました 借金の厳しい生活の中にも、お酒の憩い、癒しは、ふつうにあったようです お酒5…

長州藩、忠蔵さんの農民日記43、お斎(とき)と木綿のこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、お斎(とき)と木綿(もめん)のことです 宝国寺(ほうこくじ)との関わりで、お斎と木綿のことが書いてありました お斎をいただいたり、木綿のお金をかしてもらったり、宝国寺さんとは、親しい間…

里芋掘り

おだやかな秋空がつづきます 朝の気温が下がったためか、里芋が枯れ始めました 食べる分だけ、掘ってみました 子いもが、たくさんできていました ジロウガキとザクロも、終わり時期です 割れたザクロは、見ているだけでも楽しめます 今年も、屋根の補修のつ…

秋晴れで、桂木山から、周防灘の向こうまで見えました

今日は、とてもよい秋晴れでした 美祢市秋芳町、桂木山に登りました 山頂までの、道の状況です 以下、ポイントを、写真で紹介します 尾根は、帰り、要注意です 昔の、美東山中村に出る尾根道が、はっきり残っています 次は、山頂からの景色です 次は、300…

忠蔵さんの農民日記42、小遣(づか)いのこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、小遣い(こづかい)のことです 江戸時代、寺社の縁日は、子供たちにとっては、とても楽しみな行事だったことでしょう 忠蔵さんの日記には、たくさんの寺社が出てきます まず、豊原、正学院に行っ…

長州藩、忠蔵さんの農民日記41、さい銭のこと

道に、椎の実が落ちていました 子供の頃は、よく拾ったものですが 今、襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、さい銭のことです さい銭の金額も、香典と同じように、幅があります 忠蔵さんは、さい銭にも、困っていたようです 江戸時代…

長州藩、忠蔵さんの農民日記40、香典(こうでん)のこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、香典(こうでん)のことです 忠蔵さんが遣っている「香典」には、金額に、幅があります 祝儀と違って、身内以外の人ともかかわりがある「香典」には、江戸時代も、金額に幅があったようです

長州藩、忠蔵さんの農民日記の、忠蔵さんの墓のこと

今日は、すばらしい秋空でした セイタカアワダチソウ、カキの色が、映えます もう、サザンカが咲いていました 今日は、ラジオを聞きながら、古い墓についたコケを取りました 今、「江戸時代のふすま日記」を「れんさい」中ですが、日記を書いた「忠蔵さん」…

ハゼノキ切り株分け

山から家に持って帰ったハゼノキの、古い切り株は、1年以上放置したままでした いいかげんに、手入れしようと、まず、小分けすることにしました 上の部分は、2つになりました それでも、けっこうな大きさです 小さなきのこが、びっしりついています これを…

長州藩、忠蔵さんの農民日記39、御布施(おふせ)と土用経のこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、御布施(おふせ)と土用経のことです 健康に過ごすために、土用にお経をあげてもらっていますが、現在も、お灸をすえる行事があるようです 代金は、お米で払っています 他の品物も、お米で払って…

ぎんなん拾い2

今日は、風もなく、まさに秋でした 近くの、展望台に行ってみました 心配していた夏草は、刈られて、歩きやすくなっていました 午後は、残りのぎんなんを拾いました 台風の風は、かなり強かったのに、まだ、実が、少し枝についていました 1回目と同じくらい…

ぎんなんの皮むき

今日は、台風が過ぎ去って、おだやかな天気となりました 稲刈りの済んだ田んぼには、また、コシヒカリの穂ができています 今日は、ぎんなんの皮むきが、すみました 拾って、1週間、水でふやかしておいたものです けっこう、ありました 今年は、できがよく、…

長州藩、忠蔵さんの農民日記38、御初尾(穂)と正学院のこと

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、御初穂(おはつほ、江戸時代は御初尾)と、正学院(天台宗のお寺)のことです 忠蔵さんは、三隅豊原にある正学院というお寺で、二十三夜の願掛けをしています 正学院は、天台宗の修験場ですが、薬…