チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

萩城の料理71,御灸

萩城の賄帳を調べています 今日は、御灸のことです

お姫様がお灸をされて、女中や部屋の雇人に料理が出されたようです 2つ割りにしているので、2人の姫、2部屋一緒にお灸がされたようです 12月5日は冬のお灸で、四季の土用にお灸をしていたようです お姫様の右の人は、同等の位の高い人みたいで、高僧ではないかと思います 頭人と醫師の文字は、別の資料で確認しました

「醫師」については、当家の屏風の中から見つけた帳面で、文字を確認できました

河村養現が「御添匕(さじ)醫」と書いてあり、「醫」の文字がよく分かります

藩医は、殿様や家族それぞれに担当者がいたことが分かります

今回「醫師」という文字が、たまたま家にあった帳面で読めましたが、古文書理解には、多くのいろんな帳面を読んでおく必要があると実感しました