チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

萩城の料理42、殿様御発駕

今日も寒い一日でしたが、山陽側はあたたかいので、冬はちょっとうらやましいです

でかいもおやつをいろいろ試しています 厚さ3cmにしたところ、8分では無理で、12分かかりました 厚さによっても、適した時間がある

今、萩城の賄帳を調べています 今日は、毛利10代藩主の江戸への出発の日の料理のことです 殿様御発駕は参勤交代のことです

この帳面には、ちょうど日付が切れていて、とても残念です 前の続きだと正月明けの発駕になりますが、10代の参勤交代は、次のようになっています

ところで、帳面の数字が読み間違っているようです 敷紙肴1人分が36文ですが、桔梗印の分は、違っています 弐を八と読み間違えたのではないかと思います 総計はあっています 以前にも、読み間違えらしき帳面がありました

店主から出された請求書の数字などを、転記するときに読み間違えたのでしょう 人によっては、すごくくずれた字があります

帳面の中に「倹約」という言葉があります 月見のときもありました

お城では、「倹約」ということばが飛び交っていたことが想像できます 村田清風先生が天保の改革をされましたが、それ以前から、城内の人たちも努力していたみたいです