チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

古文字、手い、手医者のこと

桜が開花しました この木は、県内でも1番早いかもしれません

雨で、古文書を読んでいます ついになぞが一つ解けました

10代毛利藩主斉煕の発駕のときに、料理「三色煮染」がふるまわれました

女中衆、頭人、「不明」 不明ですが、頭人と並ぶ役職の人です

不明文字は、「水、各、年、手、井、升、能」などいろいろ考えましたが、「手井」にたどりつき、「手医者」ということが分かりました

「手医者、二人」と読みました まず、萩市史から、西長屋の役職をてらしました

頭人」に並んでいるのは、「医師」です これまでも、賄帳に「医師」がありました

「水」「手」などが頭にある「ことば」を、電子辞書で探しました ありました「手医者、かかりつけの医者」 これで、頭がすっきりしました

「かかりつけ医師」は、これまで、帳面で分かっていたからです 天保時代の「かかりつけ医師」の、給料支給帳面が、我が家にあります 以前紹介したものです

「かかりつけ医師」の帳面は、10代、11代、12代が死んで、13代毛利敬親の代になってからのものです 10代の子ども、郷之助の名前があります 天皇家有栖川家から嫁がれた「栄宮:貞操院」様も、ご健在です

「手井」が解読できて、人間の「脳」の「ひらめきつなぐ力」は、すごいなと思いました 昨日○○委員会でも、AIのことを雑談していましたが、「人間の脳」の方が、優れているのではないかな