チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

屋根表側のシリコン付けが終了

築65年の石州瓦屋根ですが、瓦をとめているのが、昔のやり方の土なので、全体にずれとすきまができています 雪が積もると、溶けた雪といっしょにずり落ちて、雨漏りが始まります ずれた瓦は、長い竹で押し戻します 

このままでは、屋根が崩れて家も腐ってしまいます たいへんな作業になりますが、自分でシリコンを付けることにしました

自作道具を使って、命綱をつけて、1枚1枚ゆっくりシリコンを付けていきました 牛のあゆみのように、蝸牛のあゆみのように 千里の道も一歩より、塵も積もれば山となる ぶつぶつつぶやきながら 「ぽつんと一軒家」や「なぜそこ」で頑張っている人たちが、励みになります 

そして、ついに、表側の瓦、上7枚分を残して、全部シリコンで固定することができました 

上7枚分は、雪のずれの影響なく、いたちやねずみも上までのぼっていく様子もなさそうで、まだ大丈夫だと思いました 元気でいれば、最後の仕上げに、屋根にあがってシリコンをつけようと思います

NHKラジオで、南こうせつさんが、大分県のくらしのことを話していました 2500坪の土地を買い豪邸を立てて、畑づくりを楽しんだそうですが、74才の今、先のことを考えて、家を壊し、2LDKの小さなバリアフリーの家に建て替えたそうです 

親戚に建築屋さんがいます 母屋と納屋を処分するのに300万円はかかるそうです 田舎暮らしを希望する人は、家は小さくて、住めるだけで十分だそうです 今時、昔の農家のような家は、だれも欲しがらないと 

今のうちに、こうせつさんのように、小さな家に建て替えておくか、とりあえず20年はもつようにして、処分代を子供たちに残すか こんなことを考えると、田舎ぐらしがさびしくなりますが、現実は受け止めておかなくては

こうせつさんのブログに、「鴨長明」さんのことがありました 学生時代、宅地跡のへりをよく通りました 比叡山の小屋跡にも行ったことがあります そうだったんだ