天保の書、防長風土注進案の植物について、調べています


今回は、萩、河島庄の園菜類、3の1です



タカナやミズナと並んで、平茎・ヒラグキというのがあります 広島、安芸の平茎は、今の広島菜になったようです

ヒラグキについて、いろいろと資料を調べてみました

江戸時代、安芸が主産地だったようですが、萩城下や長門深川でも栽培されていたようです ヒラグキは、どのように萩へ伝わったのでしょうか 京都から直に萩へ、安芸から萩へ、または、毛利が萩に移ったときに、栽培技術もいっしょにもってきた・・・

ハスイモは、茎を薄く切って食べますが、シャキシャキしておもしろい食感です 子供の頃は、好きではありませんでしたが



ツクネイモは、北浦でよく栽培されていたようです 今でも、三隅で栽培されています

「母は、シュンギク・春菊のことを、ロウマて、いいよったほっちゃ 今でも、萩にゃあ、ロウマていうて人がおってやろういねえ(なあ)(おってほかのお)」

産物名の中に、しっかりロウマとあります 次回も園菜の続きです