天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
今回は、深川村の野菜、ミズナやタカナです 萩にも野菜の名があったので、並べてみました
ミズナ、ヒラグキ、アオナ、タカナの4種類が該当するようです
これは、京菜と言われるものです 朝日百科「世界の植物」から、ミズナに関することを拾ってみました
ミズナ=京菜と考えてよさそうです 京菜、壬生菜、平茎は同じ仲間で、平茎が、現在の広島菜になったようです
広島菜は、長門の店でも買えます
広島菜については、広島のホームページで、いろいろ紹介されていました
熱心な農家が改良を重ね、広島菜を特産品にまでしたようです
導入説a、慶長2年(1597)は、毛利輝元が、広島で新しく城を造り、町づくりに夢みていたころです 大阪のような町を考えていたようです
輝元は、新しい城に10年も入らない内に、萩へ転居しました 江戸時代、萩、長門で栽培されていた平茎は、このときいっしょに伝えられたのでしょうか それとも、もっと後に、京都からもたらされたのでしょうか 萩に移った家来たちは、家庭菜園もしながら、お勤めをしたのかな