チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

ミョウガのことと昔話

道端に、アキノタムラソウが咲いていました 夏から咲くのに、秋の草

畑に、ミョウガが植えてあります 昔からあるものと後から植えたものとが、旺盛に生えています 我が家には、ミョウガの畑がいくつもあります

上山の畑に、よそから持ってきたミョウガを植えたところ、よく育ちました

甘夏や西洋梨の下に植えたミョウガも、よく広がりました

今の時期、倉庫周辺のミョウガが、花を咲かせます ここの畑は、明治になって買ったもので、祖母は「昔家があったそうな」と言っていました ミョウガの一角には、江戸時代以前の小さな墓が積んであり、いつしか転がって、普通の石と区別がつかなくなりました 道の反対側にもありましたが、道の拡張のときにどこかに移されたようです

杉山の中にも、ミョウガが生えています 野生です

堤近くの山に畑の土を捨てたところ、ミョウガの根が入っていたのか、次第に広がっていきました 家周辺は、ミョウガがよく育つ環境にあるようです ここにも、江戸時代以前の小さな墓があります 立ててもすぐイノシシが転がしてしまうので、最近はほったらかしです 小さな五輪墓は、生島にはあちこちにあり、野武士の墓との言い伝えがあります 江戸時代、毛利が萩に来る以前は、山陰道筋だったようで、長門の武将と石見の武将のはげしい戦いがあり、たくさんの人が死んだり傷ついたりしたそうです

国破れて山河あり、城春にして草木深し、夏草やつわものどもが夢の跡、

何百年もたてば、人工物も自然に同化していくのが当たり前なのかな

以前、古井戸を埋める番組を見たとき、なるほどと感心したことがあります 井戸は生きているから、呼吸するために、竹の筒を立てておく、でも、竹が朽ちたころには、井戸も自然状態になると 現代の巨大な建造物は仕方ないけど、小さいものは、自然に帰るもので作ることも大切なのかも