畑の隅にコノテガシワが1本立っています 縁起がよいと植えられたものです
コノテガシワは、江戸時代に中国から伝わったとされています
天保の書、防長風土注進案、伊上村、木類に、「手柏、栝、伊吹」とあります 「コノテガシワ、ビャクシン、イブキ」のことだと思います
コノテガシワの葉は、おもしろいつき方をしています 縦になるので、裏表が分かりません 万葉集に、「奈良山の児手柏(コノテガシワ)の両面(ふたおもて)」ということばがあるようです これは、今のコノテガシワかどうか、未解決のようです 奈良の山だから、奈良柏(ナラガシワ)の幼葉のことかも
コノテガシワの実と種です 種を柏子(びゃくし)というようです 栢を使う栢子(びゃくし)というのは、栢槇(ビャクシン)の種のことのようです 昔の字は、ややこしいです
近くにヒノキがあったので、葉を比べてみました
葉表 左コノテガシワ 右ヒノキ
葉裏 左コノテガシワ 右ヒノキ ヒノキは白い部分があります
針葉樹は、葉の付き方がおもしろいので、これから写真を増やしていこうと思っています
畑のサツマイモの蔓が、すっかり枯れました 去年は、掘ったいもが、冬の間に腐ってしまいました
今年は、畑でそのまま保存できるか、試してみることにしました