チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

萩城の料理11、粽

久しぶりに朝の月を見ました 庭ではコオロギが鳴いていました 朝の内は涼しいです

今、萩城の賄帳を紹介しています 今日は、5月5日、節句の粽(ちまき)のことです

義姫(儀姫)様へ、ある方が品物を送られています 店は「あらものや」です

同じ品、同じ値段で「180文」「1匁8分7厘」の帳面が、前にあるはずです

帳面を探して、見つかりました

180文、1匁8分7厘、「粽(ちまき)」12本、殿様へ、保三郎様から送られたものです

保三郎様の字が切れていますが、字体が同じで、つながりました めったにない運のいいことです

粽1本は15文で、そば切り10文より高いです 義姫(儀姫)は、保三郎の姉です 当時の家族の様子をまとめてみました 

保三郎は、文化11年5月16日生まれなので、端午祝は、翌年文化12年5月5日に行われたものと思います 殿様の動向と比べてみました

保三郎の端午の日は、殿様は、萩城にもどってこられました 将軍、老中の許可を得るのに、調整されたことでしょう