チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

古文書調べ47,生島村の秋銀のこと

萩藩大津郡三隅生島の年貢は、知行村上作兵衛の納入があるため、代官所との関係が複雑です

米は、村の蔵に収められ、ほとんどが村上作兵衛へ送られます

畠銀は、代官所、小都合へ出されます 畠銀は、夏と秋の2回で完納となります

春定で1年分が決められますが、この表からさらに秋銀の帳面が作られます

年貢のかけ方が分かっている場合、帳面の「御年銀」と「現高」から、畠の石高、田の石高を逆算することができます

2人の規模が計算できました 生島村の年貢は、現高の少ない人が多いので、ほとんどが小作のようです 戦後、マッカーサーさんによる農地改革で、地主になった人が多かったと聞いています 日本の場合、戦争で負けたから多くの人が自由民主主義を得られたのかもしれません 今の平和に感謝です