チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

忠蔵さんの農民日記p91、飯籾米受込のこと

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自作本の紹介をしています 今日は、飯籾米受けこみのことです 忠蔵さんは、天明のききんの後から、飯米を与えられるようになりました その後も改善されず、借米がずっと続いています

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借米には、当然利息がつきます 

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飯米、種米を借りて、それに利がついて供出しなければいけません 忠蔵さんよりも小さい規模の百姓も多数いましたので、ほとんどの百姓は、大庄屋から不足分を借りていたようです 供出できなければ、生島、久原の庄屋が、村人の分を、大庄屋からかりて立て替えていました こうして、村の庄屋も、小百姓も、大庄屋の富に吸収されていったようです マッカーサーが来なければ、今も貧富の大差が、続いていたかもしれません

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なお、帳面の内容は、過去のブログで見ることができます