自作本の紹介をしています 今日は、櫨(はぜ)の苗木植えのことです
長州藩のはぜは、村田清風先生の政策で、天保時代に盛んだったことは、よく知られています 自分も、そのころ盛んになったと思っていましたが、実は、もっと以前から、栽培されていたことが、忠蔵さんの記録からも分かります
1軒で100貫も収穫しています ただ、高齢になってからは、収穫していません
はぜの株で、昔のようすをうかがうことができます 忠蔵さんは、野生のはぜとりゅうきゅうはぜの両方を栽培していたようです 家の近くの、今の野生はぜを調べてみました
葉が少し成長していますが、毛がほとんどありません
栽培していたのもから出た芽は、毛がほとんどありません 毛がないものは、りゅうきゅうはぜの野生化したものだと思われます
6本の木を並べてみました 毛が多いものがあります リュウキュウハゼとヤマハゼが混生しているようです 雑種になっているかもしれません