ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています
小作農民、忠蔵さんは、飯麦帳をつけていました 今日は、文政7年から12年までのものです
文政9年は、年と米麦の部分が欠けています 混納帳で確認しました 米麦が少なく記載されています 支払いに使ったのかもしれません
忠蔵さんは、文政12年になくなっていますので、記録はここまでです 飯麦帳と飯米帳の記録をグラフにしてみました
麦の栽培は、途中から、米麦(ハダカムギ)が中心になっています 収納がやりやすかったのでしょう 天候不順の影響は、米の部分によく表れています 文政8年は、ひどかったのでしょう
でも、飯麦帳と飯米帳では、生活の状況がよく分かりません これから、混納帳を紹介しながら、くらしの状況を考えてみたいと思います