天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
今回は、長門市、向津具です
1 ホトケノザ
2 田蕎麦 タソバ ミゾソバ
4 赤頂 アカチョウ アカソ
よく似たコアカソも生えています
5 唐草 トウクサ カラムシ
トウクサという呼び方は、子供の頃、教わったように思います カラムシは、繊維を取って、鮒をとる網を作ったのではないかと考えました 北浦の捕鯨用には、川上(萩市)産の網が用いられたようです
注進案に出てくる植物について、整理してみました
この一覧表を参考に、現在の植物名と照合しました 特に、伊上の名前が役に立ちました
向津具は、漁業が盛んなことは有名ですが、産物を整理していて、農業も盛んだったように思いました 田の面積は、向津具が200ha位、三隅が400ha位だったようです
米、麦だけでなく、豆、芋、大根、煙草、櫨の実と、いろいろ熱心に作られています 向津具半島の生産牛は、今も盛んなようです
向津具盆地は、今、遺跡の発掘中です 昔から、半島の先でも、独自の生活が営まれてきたことが想像できます