チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

みすゞさんの詩、野茨のこと

今日は、午後晴れる予報でしたが、小雨が降り続き、散歩して過ごしました

5月に入って、モリアオガエルがしきりに鳴いていましたが、今日、やっと卵を見つけました この雨を待っていたようです 

イボタノキとガマズミが咲いていました 

ノイバラは、ほぼ終わりでした ノイバラの花で、金子みすゞさんの詩のことを思い出しました

ノイバラの白い花が、いっぱい咲いている状態では、まぶしく力強さを感じるのですが、みすゞさんは、散りゆくノイバラのことを書いています そよ風のたすけもお日さまのぬくもりも、自然の摂理にはどうしようもないと言っているのでしょうか

もう一つ、ばあやの瞳にもノイバラがうつっていました

ばあやは、みすゞさんによくお話ししてくれていたのでしょう でも、みすゞさんはかしこいから、話をすぐ覚えてしまって、つい、もうきいたよと言ってしまった よくあることです ばあやの話が聞けなくなってから、もっと聞いてあげればよいと、思い出したのは、ノイバラの花を見てから あのおはなしとは、どんな話だったのでしょうか

そして、秋になって、「こまの実」を食べながら、また、ばあやのことを思い出していたのかな あまくてしぶい思い出を