昨日からの雨は、時々強く降り、田によいまとまった雨になりました
ユスラウメが色づきました なぜか、この実はカラスに食べられません ヒヨドリもです とまりにくいのでしょうか
今、文化文政時代の萩城の賄帳を調べています 今日は、魚の種類が書かれた帳面です
9月15日の行事に、頭取が肴を一重出しています もう一品、216文のものが、どこかにあるはずです それが見つかれば、行事の内容が分かります
多亀姫に関して、江戸新橋(あたらしばし)から、魚が註文されています 多亀姫は、江戸にはいったことがなく、江戸にいるのは、多分姉、義姫だろうと思います たくさんの魚が用意されているので、何かおめでたいことがあったのでしょう この帳面で、魚の種類や長さが書かれています 文字解読にたいへん役立つ帳面です
ちなみに、これまでまとめた魚のことを紹介します
「やなせ」という魚があります 瀬戸崎(長門市仙崎)でもあがっています ネットで調べると、やなせは、大きいあらのようですが、帳面では、15cmです これはありがたいことです ヤナセ、ガラ(ぼてこ、かさご)、オコゼは、似た形で、このあたりの魚ではないかと思います