長門市、「いこいの森三隅」の植物観察を続けています




4月28日に紹介したイネ科植物を、オオスズメノカタビラから、カラスノカタビラ(オオイチゴツナギ)に訂正しました



根元が、細いらっきょうのようにつながっています 走出枝がつきそうにありません

左が、ミゾイチゴツナギです 倍以上の太さがありますが、形が似ています

葉には、とげがあり、ざらつきます

葉鞘は、なめらかです

葉舌は、右ミゾイチゴツナギよりかなり大きいです

実には、白い毛があり、苞頴の背には、とげがあります カラスノカタビラ(オオイチゴツナギ)と考えました いね科は、むつかしいです


いこいの森、道沿いに、丈夫に立ったいね科の株がありました



田の畔や川べりでは、大きいのが見られます

葉耳には、毛が見えません たまに、ついているものもあります


実には、芒があります オニウシノケグサとヒロハノウシノケグサはよく似ていて、区別がむつかしいそうです(山口県植物誌) 苞頴が長く、全体的によく尖っているので、オニウシノケグサと考えました