天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
その1三隅1
1桔梗・キチコウ・キキョウ
2委甤・イズイ
イズイとは、アマドコロのことで、長門では、青海島で見られます
3胡黄連・コオウレン
コオウレンは、トウヤクと読み、当薬ともかき、センブリのことです
4白朮・ビャクジュツ
5蒼朮・ソウジュツ
白朮は、オケラの皮で、蒼朮は、根や茎のことのようです
6羗活・キョウカツ
シシウドを独活羗活というようなので、羗活とは、シシウドのことではないかと ただ、山口県では、オオシシウド(ヨロイグサ)のことを、羗活としたのではないかと思います
7細辛・サイシン
サイシンとは、カンアオイの仲間のようです 写真は、タイリンアオイです 山口県には、4種類あるようです
8香附子・コウブシ
コウブシとは、ハマスゲの茎塊のようです ハマスゲは、海岸砂地や荒れ地・運動場などで見られます
9芍薬・シャクヤク
シャクヤクは、よく栽培されています
10蘭草・ランソウ
ランソウとは、フジバカマのことのようです よく栽培されています
毎回、10種前後、紹介する予定です