チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

忠蔵さんの農民日記p116、ほこり落とし

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自作本の紹介をしています 今日は、ほこり落としのことです 秋の収穫、混納が終わったころに、村内で慰労会が行われました

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忠蔵さんの日記には、「亥の子」ということばがありませんでしたが、子供の百合吉が、隣のうちへ米を持っていっているので、子供の「亥の子」節句を兼ねていたのではないかと思いました 生島村では、10月には、「大歳祭」という全体の行事がありました

江戸時代、長門、萩地域で「ほこり落とし」や「亥の子」が行われていたのは、限られていたようです

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生島村では、今は、「ほこり落とし」も「亥の子」もありません 今でも「亥の子」や「ほこり落とし」の祭事が残っているのは、貴重ですね

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いつのまにか、ザクロの花が咲いていました 緑の中の点そのままです

ブドウの囲いを追加しました

梅雨ですが、夏が進んでいます

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山のぐみは、鳥にも食べられず、熟して落ちています ここまでなると、甘さがたっぷりです

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子供たちといっしょに食べたビワが、買わずに食べられたらと、種をまきました 今年は6本、実をつけました 孫たちにも送ることができました

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ぶどうは、順調に育っています ジベレリンが効いている様子です

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おいしいぶどうをたくさん食べたい、と、ぶどうの枝を、毎年少しずつ伸ばして、ぶどう棚も広がりました でも、手薄になって、去年は、巨峰をハクビシンに食べられました

今年は、ハクビシンを入れさせないと、囲いを追加しました

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外堀を追加した戦国大名の気分です

おたまじゃくしの立ち泳ぎ

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畔草の中にキシュウスズメノヒエがあり、田の中に侵入してきました

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とりあえず、ひっかいて畔に上げました よく似たムツオレグサは、夏になると枯れるので、心配はありません

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田んぼに段差があり、水が深いところの稲は、異常に葉が伸びています 東南アジアでは、浮稲というのがあるようですが

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午後、おたまじゃくしが立ち泳ぎをしていました

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口をパクパクして、空気を吸っているようです 酸欠か肺呼吸の練習か、さて、どっちでしょうか

田の畔作り

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今日は、梅雨の中休みとなり、よい天気でした

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おたまじゃくしが、だいぶ大きくなっていました

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ホウネンエビが、少しいました 水温があがるともっと増えると思います

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田を長方形にするために、新しく畔を作りましたが、かたまっていないので、水がぬけます

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畔に、赤土を運んでかためることにしました この1年で、なんとか仕上げたいと思います

忠蔵さんの農民日記p115、旱損落米検見

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自作本の紹介をしています 今日は、旱損落米検見のことです 稲が災害で十分収穫できなかったとき、役人による検査が行われました

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実際の文政6年の混納帳の記録です

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文政に入って、長州藩全体が天候不順、水害に見舞われました 忠蔵さんの記録からも、その様子がうかがえます

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米の不作により、農民からお金を集めるために藩がとった策が、文政12年の農産物統制です これらの農民の不満が、天保防長大一揆となったようです

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我が家の畑は、南に山があるため日照時間が短いので、モモは病気で実りません わずかに残った実に袋をかけました

梅雨入りが早かったせいか、たくさんなっていたビワも、木陰のものは、病気になってほとんど腐ってしまいました

カキは、ヘタムシの被害にあいます

モモやビワ、カキは、日当たりと風通しのよいところでないと難しいようです

2回目のジベレリン漬けをしました

今日は、梅雨の中休みでしたが、強い風とひどい黄砂でした

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鉢植えのサクランボを、地におろして2年目になりました

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4本のうち、去年は1本に3つなりました その木に、今年10粒なりました

来年は、もっと増えるかな

1回ジベレリン漬けをしたぶどうが、少し伸びました

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今日は、2回目のジベレリン漬けをしました

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シャインマスカットの開花は遅れていて、1週間後に、2回目のジベレリン漬けをします

 

忠蔵さんの農民日記p114、蕎麦混納

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自作本の紹介をしています 今日は、蕎麦混納のことです

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忠蔵さんは、米、麦のほか、蕎麦などいろいろな作物を栽培していました

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文政12年、毛利藩は、米麦以外の作物も統制されました その後、天保の大一揆が起こりました 統制によって、忠蔵さんの生活も苦しくなったと思われます その年、忠蔵さんはなくなったので、残念ながら、その後の状況が分かりません

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作物混納帳、飯新米帳、飯新麦帳は、ブログにアップしてあります

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今日は、梅雨の中休みで、無事、自治会の川草刈りができました 来週は、枯れた草を焼きます