チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

忠蔵さんの農民日記p116、ほこり落とし

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自作本の紹介をしています 今日は、ほこり落としのことです 秋の収穫、混納が終わったころに、村内で慰労会が行われました

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忠蔵さんの日記には、「亥の子」ということばがありませんでしたが、子供の百合吉が、隣のうちへ米を持っていっているので、子供の「亥の子」節句を兼ねていたのではないかと思いました 生島村では、10月には、「大歳祭」という全体の行事がありました

江戸時代、長門、萩地域で「ほこり落とし」や「亥の子」が行われていたのは、限られていたようです

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生島村では、今は、「ほこり落とし」も「亥の子」もありません 今でも「亥の子」や「ほこり落とし」の祭事が残っているのは、貴重ですね

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いつのまにか、ザクロの花が咲いていました 緑の中の点そのままです