チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長門市・いこいの森三隅から、見島連絡船が

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いこいの森三隅から、萩の島がいくつか見えます その間を、見島との連絡船が通っているので、写真を撮ることにしました

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いこいの森から見える、萩の島々です 見島航路は、相島と尾島の間のはずです 地図や岳山からの写真で、島の名前を確認しました

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櫃島(ひつしま)は、大きく高い山が右にあるので、尾島と反対の形に見えます 肥島は、小さく低いので、大島にくっついて見えます 肥島と大島は、手前の鯖島で、ほとんどかくれています

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2月27日午後4時ごろ(2月のダイヤ)、連絡船が櫃島の前に見えました

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櫃島の前から、尾島の前へ進んでいます 手前の島は、壁岩です

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尾島を過ぎました 北風が強く、海はしけています 手前のタンカーは、避難しているのではないかと思いました

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相島と尾島の中間辺りです 手前の島は、右が笹島、左が大島(長門)です

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相島の向こう側に行きました 船の揺れは、これから一段と大きくなります 35年前は、見島まで2時間かかりました 見島につくまで、時折ドーンと強く船底に当たる波を感じながら、客室で寝ていました これが、日本海だと実感できる旅です 冬になると、みんなで、見島海峡冬景色を歌っていたのを思い出しました

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相島を通り過ぎ、見島に向かってどんどん進んでいます

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やがて、青海島の山で見えなくなりました

地図で、航路を見てみます

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A地点が相島通過、B地点が青海島で見えなくなる辺りで、あと半分あります 萩から45Km、船員の方々、毎日ごくろうさまです

風土注進案の植物8通3

天保の書、防長注進案の植物について調べています

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通浦の薬草類の続きです

1 半夏 ハンゲ

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カラスビシャクです 畑や家のまわりによく生えます

2 射干 シャカン

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ヒオウギ(ヒオオギ)です シャガとよむと違ってきます

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これは、シャガです

3 活婁 カツロウ

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カラスウリの根を、活婁根(枯楼根・カツロウコン)として使うようです

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これは、カラスウリです 根を土瓜根といい、天瓜粉がとれるようです

4 葛根 カッコン

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クズの根は、今もデンプンが重宝されています

5 菝葜 ハツカツ

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サルトリイバラです 三隅ではサンキライとも言っています 

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葉を使って、カシワモチ(イギダンゴ、イギノハダンゴ)を作ります 三隅のアグリ市場で、よく売れているようです

6 忍冬 ニンドウ

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スイカズラです 金銀花ともいうようですが、長門では、金銀花も金銀草も、ユキノシタのことをさしているようです(風土注進案、山口県植物誌)

7 牽牛子 ケニゴシ ケンゴシ

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アサガオの種のことです アサガオは、あちこちで野性化しているようです

8 菖蒲 ショウブ

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菖蒲湯にするショウブのことです ハナショウブとは別物です

9 薏苡仁 ヨクイニン ヨクイジン

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ジュズダマの実のことです

10 前胡 ゼンコ

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ノダケのことです

注釈に、女前胡で、風味よし、浦民、源五兵衛というとありますが、これは、ハナウドのことです

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今回で、通浦を終わります 次回から、青海、大日比浦の植物を紹介します

田舎ぐらし、この1週間

2月も終わりに近づき、庭も春らしくなってきました

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庭の梅は、散り始めています

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裏庭の白のシダレウメは、満開になりました

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ピンクのシダレウメが、かなり開いてきました

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盆栽のしいたけは、まだまだ楽しませてくれます

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今週は、古文書の勉強をしていて、外仕事は、倒木の薪づくり1本だけでした

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3日間の古文書講座で、16ページ分の毛利藩の手紙があります 

肥前島原普賢山焼出シ候趣 並大地震津波等ニテ御城下其の外近国破損の事

寛政4年4月に起こった普賢岳の噴火とその被害の様子が書かれています 文字が読め、内容が分かるようになることを目指して、勉強しています 

長門三隅・いこいの森の植物2月その6

長門市「いこいの森三隅」の植物観察をしています

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1 ハルノノゲシノゲシ

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上図は、ハルノノゲシとオニノゲシの違いです

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未熟種子では、よく分かりません

2 キュウリグサ

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上図は、キュウリグサとハナイバナの違いです

3 オオイヌノフグリ

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4 ミドリハコベ

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上図は、ミドリハコベとコハコベの違いです

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この種子は、突起がよく分かります

5 ヒメオドリコソウ

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6 タネツケバナ

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7 オニタビラコ

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8 スズメノカタビラ

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今回、駐車場まわりで見つけた花は、8種類でした

長門三隅・いこいの森の植物2月その5、げんごろべえ

長門市、「いこいの森三隅」の植物観察をしています

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いこいの森周辺でも、長門地方で、春の野草として、昔から食されてきた「げんごろべえ」が、若芽を出し始めました

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葉が開いていないものを摘みました 芯は、これから芽が出るために、残しておきます

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早速、ごま和えにしていただきました 春の香りがします 

「げんごろべえ」のことは、天保の書、防長風土注進案にも出ています

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通浦に、源五兵衛(げんごべえ)という名があります 前胡(ゼンコ):当所の産は、女前胡(メゼンコ)なるべし、薬草に不堪(たえず)、春分、葉茎を採って食う、風味よし、浦民、総て源五兵衛という

私も、子どものころから「げんごろべえ」と言って、食べていました 

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「げんごろべえ」とは、ハナウドのことで、5月、白い花が咲きます 花は不規則な形をしていて、大きい花弁ができます 

ところで、ハナウドは、漢名「白芷(ビャクシ)」 広辞苑には、白芷(ビャクシ)とは、ヨロイグサのことで、ハナウドは、一説とあります

風土注進案、俵山村、薬草類に、参考になる名前があります 前胡(ゼンコ、ノダケのこと)、獨活(ドッカツ、ウドのこと)、羗活(キョウカツ、ヨロイグサのこと)、白芷(ビャクシ、ハナウドのこと)と、近種が並んでいます 長門地方では、白芷(ビャクシ)とは、ハナウドのことでよさそうです 

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げんごろべえ(ハナウド)は、線路沿いにたくさん生えています 右の地主の方が、線路の斜面まで、草刈りをされているので、この生態が維持されているのです 私は、20年以上も前から、線路沿いまで草刈りをしていません すっかり竹藪になっています 場所によっては、ときどきJR関係者が刈っておられます 今もって草刈りをされている方に敬服します 

今、いこいの森周辺、道沿いのあちこちで、げんごろべえが芽を出しています 春、いこいの森に来られたときは、「げんごろべえ」もお楽しみください

風土注進案の植物7通2

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

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今回は、通のその2について紹介します

1 桔梗 キチコウ キキョウ

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2 薄荷 ハッカ

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近年、オランダハッカが、あちこちに野生化しているようです

3 紫蘇 シソ

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アオジソの方は、野生化しているようです

4 敗醤 ハイショウ

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これは、オトコエシです

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これは、オミナエシです どちらも、敗醤として利用されたようです

5 款冬花 カントウカ

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フキの花、フキノトウです 

6 瞿麦 クバク ナデシコ・撫子

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7 車前 シャゼン オオバコ・大葉子

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8 苦薏 クヨク

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苦薏とは、ハスの実の胚芽の部分のようです

9 葵 アオイ

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これは、タチアオイです

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これは、ゼニアオイです

10 麦門冬 バクモンドウ

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麦門冬は、ジャノヒゲの根塊のことだそうです

次回も、通の植物です

田舎ぐらし、この1週間

庭のシダレウメ白が、咲き始めました

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隅っこのフキノトウも1つ出ました

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二度の寒波で、中国山地には、雪がたくさん残っていると聞き、千畳敷に行ってみました

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十種ケ峰の向こうには、白い中国山地が、かすかに見えました

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研修で、広島に行ってきました

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天守閣からの眺めは、気持ちいいですね

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縮景園には、ミニ富士がありました 殿さまも、富士山にあこがれていたのですね

広島県北部、大朝の、農業法人の取り組みを聞きに行きました

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まだ、雪の中です すごい 別世界 

今週は、気持ちの転換ができました 旅はいいものだと実感