ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています
小作農民、忠蔵さんは、飯麦帳をつけていました 今日は、享和元年のものを紹介します
米麦、大麦、小麦の3種類を栽培しています 正味(正実、正ミ)として、食べるのに近い状態にしたときの量を記しています 2通りの表記があるというのは、文献など読むときに、ややこしくなりそうです 注進案にもない「米麦」は、ハダカムギのことだろうと思います
麦の収量の記載がややこしいのは、殻の取れ方の違いからくるのでしょう この後の記録も、確認していきたいと思います