チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記35、まえだれと草取りの代金

襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています

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今日は、「まえだれ」と「田の草取り」の代金です

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「まえ(ゑ)だれ」とは、「まえかけ」のことです

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「まえだれ」は、田の草取りのために、どろのしみがつかないようにつけたのでしょうか 多分、2つ買って、1つ1匁ではないかと思いました 

ここで、「6分の不足」が出ています おまけしたのかなと思っていたら、おまけではないというメモが、見つかりました

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「不足分6分」のことが、きちんと書いてあるので、後日、受け取ったものと思います

男女4人役については、2人が2日、働いたことが分かります 忠蔵さんは、なかなか、きちんと会計していたようです これも、天明の飢饉で借銀をかかえ、なんとかしなくては、と、がんばっていたためでしょう(再興できたのは、次の次の代です)

台風が通り過ぎ、ギンナンがたくさん落ちました

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実は、水でふやけていますが、大粒で、市場に出せそうです

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まだ、半分は木に残っています 今年は、豊作みたいです