ふすまにはってあった明治30年ころの帳面を調べています 今日も酒の帳面で前回の続きのページです
「残」の数字をもとに、前のページを見つけることができました
ふすまや屏風にはってある帳面は、たいていばらばらになっています 計算式、日付、字体、内容などは、帳面をつなぐてがかりになります 帳面がつながると別の角度から状況をつかむことができます
忠蔵さんは、帳面を3種類つけていました 襖、屏風にばらばらになっていた帳面を、全部ではありませんが、つなぐことができました おかげで、約30年という膨大で貴重な資料ができました
各地で古民家廃屋が、次々壊されていきますが、ふすまやびょうぶに貴重な資料が残っているかもしれません 捨てる前に、中身をめくってみることをおすすめします