ふすまにはってあった明治29年ころの古文書を調べています
借金のことが書かれています 明治29年正月にしめて、さらにお金を借り、明治30年に20円の借金が残ったようですが、途中11月に一部を返金しています
漢字の縦書きで、現代教育を受けたものにとっては、大変読みにくいです 算数用に書きかえてみます
まず「一三り」は、前回と同じ仕組みなので、簡単に解釈できました 途中、また借りていて、これに利息がついています 何月に借りたのか、文字が切れていますが、利息計算して、8ケ月にするとあいました 11月に返金していますので、5月から11月まで7ケ月分の利息計算で、これもあいました
次に、読みにくい文字が2つありますが、計算式にあわせると、その文字が、1と5であることが分かりました
最後に明治30年に借金が20円になっています 端数4円5銭5厘を返金したものと考えます
この帳面は、ややこしかったですが、金銭帳面を読むときの勉強になりました
ところで、帳面には「厘」という単位がありますが、実際に作られたのは、800枚くらいで、市場には出ていないようです 1枚100万円くらいの値段だとか
今日は、少しおだやかになりましたが、昨日の雨風で、いちょうが半分になりました
残っていたしぶがきの実がなくなりました カラスも冬をこすのに必死でしょう
近所では、植えたたまねぎの苗がぬかれたそうですが、やっぱりからすは困ったもんです