萩城算用方の帳面を調べています
前回、直姫様の三誕生祝のことを紹介しました 御奥女中衆への料理提供のことでした
今回は、その続きで、別の人への料理提供のことです
「お乳附」という方がいます 赤ちゃんに母乳を与える「乳母」でしょう 別の帳面では、「お乳持」となっています 直姫様に関係する産姥(産婆)や世話人に料理がふるまわれたようです 簡単な「一汁一菜」でも、1皿145文(1450円以上)で、見栄えのするものだったのでしょう
「かきあえ」は、全国各地で郷土料理として伝わっている「酢味噌あえ」のことかと思います