チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記107、飯米帳文化3年のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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忠蔵さんは、農地が減り、小作農民として生活していました 

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借銀の繰り返しの年月が流れます 回避のためにつけたのでしょうか 作物の収穫記録、飯米帳の記録をとっていました 今日は、文化3年の飯米帳を紹介します

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借米は、いっこうに減りません やっぱり、上から、強制的に与えられたのかと思ってしまいます

ももの実が、色づきはじめました

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田んぼのももは、今年は、鈴なりになりました 病気もほとんどありません チョッキリさんも、少ししか枝を切りませんでした

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畑のももは、かびが生えました 半分以上、だめになりました

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病気の実を、木の下においていると、毎年病気が発生するようです 拾って山に埋めました この畑は、山かげで、朝日が10時ごろにあたります 乾かないのが、病気になりやすい原因のようです

長州藩、忠蔵さんの農民日記106、飯米帳文化2年のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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長州藩の小作農民になった忠蔵さんは、飯米帳をつけていました

今日は、文化2年のものです

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借米生活は、改善される様子がありません 自然災害は、とくにないようですが 作物混納帳を整理したら、状況が見えてくるかもしれません

山口県もやっと梅雨入りしました

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雨がやんでいる間に、ぶどうの屋根をつけました

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ぶどうは、黒とう病に弱いということが、分かりました なるべく農薬を使わないようにしたいので、みな、ビニルの覆いをかけることにしました

長州藩、忠蔵さんの農民日記105、飯米帳文化元年のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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小作農民、忠蔵さんのつけた飯米帳を紹介しています 今日は、文化元年のものです

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借米生活は、相変わらずです 借銀の帳面が、ばらばらなので、この表と比べることができないのが残念です

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とまったスイカが、ほぼ4週間になりました 今年は、はじめ、カメムシの被害に悩まされましたが、カラスにつつかれることもなく、無事収穫をむかえました

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甘さは十分でした これから次々にうれるので、楽しみです

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今日もよい天気でしたが、やっと明日から梅雨らしくなるようです

ぶどうのたなに屋根をつけました

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ハウスの外に伸ばした巨峰の実が、大きくなって、目立つようになりました カラスがよく来るようになったので、ねらっているみたいです 屋根をつけて、網をかけることにしました

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家にあった使っていないものを改造しました

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10年はもつように、針金でしっかり固定しました

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網をかけると、ぶどうの曲がり屋ができました

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実に黒とう病がついています 収穫がすんでから薬をまき、来年は、3月から雨よけの覆いをかけようと思います

三隅八幡宮大般若経写本を書いた慶載のこと

長門市三隅八幡宮に奉納された大般若経写本が、市の文化財になりました そのことが、長門時事新聞に詳しく書かれていました

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中国僧、慶載が、三隅に住んでいたことが気になっていました 手がかりは、寺の頭についている「龍谿山」です 下の〇〇寺は、虫食いで読めなかったのでしょう

明治20年の地図、生島村字「穴ケ迫・あながさこ」に、記録のない寺の地名があることを思い出しました

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「願常寺」と「龍水谷」という地名がならんでいます 慶載が住んでいたという「龍谿山」になんとなく近いような気がしました 場所は、三隅八幡宮のすぐ北です

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近くの久原山は、昔「坊の辻山」と呼ばれていたようです 辻とは、天辻、山の頂のことです 頂には、お経が埋めてあって、だれかが掘り出したそうです

江戸時代の地図には、穴が迫のため池がかかれています

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穴が迫のため池は、けっこうな広さです 子どものころ、歩けたので、今はもう、ため池ではなくなっているかもしれません

お寺の前に、大きな池 絵になりそうです 

三隅八幡宮周辺の昔話を、ひろってみました

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鎌倉後半から室町時代の史料が、集まっています 中国僧侶、慶載は、穴が迫のお寺に住んでいたのかもしれないと思いました(チューメイくんの仮説)

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室町時代の記録が、出てこないかなあ

ぶどうの実に病気がついたみたい

ぶどうの実が大きくなってきましたが、実に、こげ茶色の斑点ができました

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巨峰とシャインマスカット、どちらも、ハウスの外にある実に、斑点ができました 黒とう病という病気のようです

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ぶどうがよく育って、ハウスの中ではせまくなったので、1本外に伸ばしましたが、外に出したものが病気になりました 黒とう病は、越冬し、春、雨で広がるようです とりあえず、外の棚に覆いをつけようと思います

昨日、やっと古いふすまの残りの紙を、はぎました

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正徳4年の香典帳でした 300年前のものです 忠蔵さんの初代は、9世で分家し、そこからの系図をかいてくれました それ以前のことは、言い伝えだけかと思っていましたが、記録が一部残っていたのに、感激です あと、3枚ふすまがあるので、ひょっとすると、その中にもあるかもしれません

長州藩、忠蔵さんの農民日記104、飯米帳享和3年のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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忠蔵さんは、小作農民で、借金を返す生活をしていました

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今日は、享和3年の飯米帳の記録を紹介します

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寛政11年からつけはじめた飯米帳です 5年分を表にしてみました

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家族8~9人が食べる米は、不足分を与えられてきました 当然借銀になります 寛政11年、7俵の借米が、少しずつ減っています 保有米は、7俵から10俵に増えています 改善の方向に向いているようです 大雨、冷夏、いなご発生もなかったのでしょう 藩の記録にも、災害が見当たりません

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びわの実が終わったので、飛び出た枝を切りました これで、また、こじんまりした形になってくれます