チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

風土注進案の植物34深川21、からすいも、やあらぎ、かいな、ぶえ、あかがしら

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

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今回も、深川の続きです

1 をときりす 

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オトギリソウのことです

2 烏芋 からすいも

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クログワイのことのようです

3 やあらぎ

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厚狭地方で、イヌクグのことをさしているようです(山口県植物誌) よく分かりません

4 すぎな

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5 ちちこ草 チチコグサ

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6 かいな草

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コブサグサです カイナとは古名で、コブナグサやカリヤスのことをさすようです

7 ぶえ ぶゑ

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今でもお年寄りは、畑の草を、ぶえといっています スズメノカタビラやスズメノテッポウ、セトガヤなどをさすようです(山口県植物誌)

8 龍の毛 ジャノヒゲ

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9 ほうくり シュンラン

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最近、山の様子が変わったのか、シュンランをみかけなくなりました

10 赤がしら 

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アカソのことではないかと思っています 次の一覧は、注進案に書かれている内容です

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注進案の植物については、見当がつかないものがいくつかあります もう、だれも知らないものもあるかも

田舎ぐらし、お地蔵様祭りのこと

今住んでいる地区には、薬師堂があります

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8月24日、朝、近所のお年寄りが、花をもって、今から、お薬師に行くといわれていました

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その日は、お地蔵様のお祭り(地蔵盆)で、昔は、子供が集まって、お供え物をいただいていたそうです 自分が子供のころには、もう、そのならわしはありませんでした

お地蔵様祭りは、学生時代、京都の街角で行われているのを見て、ほほえましく思った思い出があります

三隅町内にも、お地蔵様がいくつかあります

一ノ瀬

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中小野

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豊原

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辻並

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子供たちは、たくさんのお地蔵様に見守られているようです

田舎ぐらし、ため池のうめもどし

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自分で掘った小さなため池です

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もがよく育ち、トノサマガエルが増えました 困ったことに、これをねらって、昨日もヤマカガシとシマヘビがきていました 田んぼを乾かしたので、かえるがいなくなり、へびが、このため池まで来るようになったのでしょう

へびの目撃場所から、ルートを考えてみました

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へびは、石垣をかりずまいにしていて、水路をつたって移動しています ときどき道路も横断しています

もしものことがあったらいけないので、ため池をうめることにしました

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ポンプで水をぬきました

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山水をとっていたホース、雨水をひいたパイプ、足場のブロックなど、かたづけました

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うめる土は、耕運機のために低くする畦の土を使うことにしました

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全部うまるには、しばらくかかりそうです つくるときは、ワクワク感があったのに、今は、なんともいえない気持ちです でも、上のパイプは、ぶどうの棚にしたので、5年経てば忘れているかも 5年かければ人はかおだちも変わる

田舎ぐらし、すずめ用に植えたいねのこと

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毎日のように、すずめが米を食べにやって来ます 以前は、周りに網をはったり、糸をはったり、CDをぶらさげたりしていました

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下の田から上の田にかけて、電線があります

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すずめは、電線にとまり、おりたりあがったりして、なにをやっても、全く効果がありません

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余った苗を、田の周りに植えて、これをすずめ用と考えることにしました 周りに近いと、機械作業が困るので、稲刈り前に手で刈ります

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今、周りの稲も、よく育っています どれくらいの収量があるか、計算してみました

まず、周りの長さです 以前、畔ぬり代金のために、測りました

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周りに植えたのは、約1400株です

次に、1反の株数を計算しました

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1反で、16,000株です

1反7俵として、1400株の収量を計算しました

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周りには、米が、30キロできる予定です 少々すずめに食べられても気にしないで、気楽にすずめを追うことにしました ただし、計算があっていればですが

田舎ぐらし、すいか畑の片づけ、メヒシバのこと

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すいか畑は、草ぼうぼうになっています もういいだろうということで、片づけました

ぼうぼうの草は、メヒシバの仲間です

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植木鉢には、細いメヒシバがありました メヒシバの仲間を、図で確認しました

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左植木鉢、右すいか畑のものです

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左植木鉢のものは、かなり細いです

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実の長さは、ほぼ同じです

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左の軸のざらつきは、わずかでした

植木鉢のは、コメヒシバ、すいか畑のは、メヒシバのようです

メヒシバの実を開いてみました

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メヒシバの実の毛の有無は、いろいろあるようです

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残りのすいかが、これだけありました 草に隠れて、腐ったものもありました

今年は、4本の小玉すいかの苗で、夏が十分楽しめました

長門市三隅、いこいの森の植物8月その8、エノキグサ、アレチマツヨイグサ

長門市、「いこいの森三隅」の植物観察を続けています

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エノキグサとアレチマツヨイグサがありました

1 エノキグサ

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少し似たものに、クワクサがあります

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科が異なるので、花を確認すると確実です

2 アレチマツヨイグサ

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花がないときは、オオマツヨイグサかなと思います

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オオマツヨイグサは、大きい花が咲きます

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左、花が大きい方が、オオマツヨイグサです

マツヨイグサの仲間を、図で整理してみました

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今、似たものを確認するための図を、ぼちりぼちり作成中です

風土注進案の植物33深川20、はながら、かがみぐさ、すずめぐさ

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

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今回も、深川の続きです

1 うきくさ 浮草

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2 こうほね 河骨

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3 (ルビ)オニ オニビシ

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これは、ひしです

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とげが多いのがオニビシですが、まだ見つけていません

4 まこも 菰 真菰

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アシのような葉に見えます

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ガマのような葉のつき方をしています 左マコモ 右ガマ マコモは、中央の脈がはっきりしています

5 しば 芝

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6 花殻 はながら つゆくさ

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昔、つゆくさを染料に使ったそうです

7 さんしちそう 三七草

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8 かがみぐさ 鏡草

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鏡草とは、カタバミのことだそうです(山口県植物誌) 大根のことを鏡草ということもあるようですが、注進案では、大根のことは、らふくと書かれています

9 すずめぐさ 雀草

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これは、スズメノエンドウです

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これは、ツメクサです どちらも、スズメグサというようですが、長門でどちらをさすのか、よく分かりません

10 あざみ 薊

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これは、長門で普通に見られるノアザミです 

深川の植物は、あと2回です