チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長門市俵山の雨乞、雨蛇(うじゃ)のこと

昔、雨乞は、いろんな形で行われていました

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今日は、長門市俵山の雨乞、雨蛇(うじゃ)のことです 俵山の奥の、七重(しちじゅう)に、河川プールがあります その川上に、滝があります

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この滝に、祠があり、注進案に不思議な話がかいてあります

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うなぎのような生き物で、雨乞をした話です

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俵山の人は、雨蛇(うじゃ)にも、雨乞を頼みました ナスカでは、絵をかいて雨乞をしたという説も、不思議ですが、そうかもしれないと思います

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さくらんぼが、あかくなってきました 今年は、葉がよく茂ったせいか、実が大きいようです トマトに水を与えすぎると、ひび割れするようですが、さくらんぼも、雨が降って水を吸いすぎると、割れてしまいます

忠蔵さんの農民日記p別1、雨乞通夜のこと

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自作本の紹介をしています 今日は、本に紹介しなかった、「雨乞通夜」のことです

「通夜」とは、普通、葬儀前夜に、亡き人との別れをおしんで夜通しろうそくと線香をたいていたり、お経をあげたりしますが、村の田植えが終わったあとに、集会所で行うことがあったそうです

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注進案吉田宰判(下関市美祢市あたり)山中村の風俗に書いてあるそうです 村人が集まって通夜をしています ここ、生島村でも、村のお寺、薬師堂に集まって、通夜をした記録がありました

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薬師堂は、天台宗のお寺で、住持さんがおられましたが、豊原の正学院からも、行事のたびに来られていました

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薬師堂の「通夜」は、はじめ、住持のおくさんがなくなったので、通夜をしたのかとおもって、おくさんの名前として、一生懸命解読していました 

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でも、文字が読めません やっとたどりついたのが、「雨乞」という文字です 「乞」は、古い字体です 金谷先生の論文で、この通夜が、田植えあとの「雨乞」のためのものだと、確信しました そうだとしたら、多分、貴重な記録だと思います

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天気が続いて、畑がガチガチになっていましたが、昨日、久しぶりに雨になりました

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エビネヒメシャガが、生き返ったようです

小学算数1年生、5月のかずの勉強のこと

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昨日も夏日、温度計は30度になっていました そして、蒸し暑い でも、今は、雨が降って、ほっとしています

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山水は、順調に流れているので、水不足には、ならないようです

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タニウツギが咲きました 京都の山道では、この花が、山歩きをなごませてくれていることでしょう

昨日、小学算数1年生の1学期の勉強のことをかきました 今日は、5月、今から勉強のことをかきます 東書の学習内容は、ネットで調べました

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5月の今、10までのかずのことを勉強します 「構成」というかたいことばで書いてありますが、ようは、10までのたしざんを、すぐ言えるようになることです 自分は、たしざん九九といっていました 2は、1と1、3は、1と2、2と1、4は、1と3、2と2、3と1、・・・10は、7と3、8と2、9と1というように、覚えてしまうのです はじめは、ブロックやおはじきを使って確かめますが、5月終わりには、頭の中で考え、すぐ言えるようになるのが目標です これが、できておくと、これから先、たしざん、ひきざんでの苦労が減ります そして、習熟のためには、九九と同じように、くりかえし練習することが大切です 

その練習に使ったカードを紹介します

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用紙とわりばしを用意します 代用できるものなら、なんでもかまいません

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1から10までの、手にもつカードを作ります このカードを使って、練習します やり方は、絵で紹介します

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5の数の構成を習熟するために、左手のカードを、1、2、3、4といろいろ変えます

毎日、少しずつ練習すると、いつのまにか、全部すらすらと言えるようになります

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10まで、すらすら言えるようになったら、ばっちりです 5と10は、そろばんの学習のときにも役立ちます 

ぶどうの花とつる

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昨日は、県内でも夏日、庭の温度計は、29度いっていました 信じられない暑さです

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タイワンツツジが、元気に咲いています

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去年、病気で弱っていた雨ざらしのシャインマスカットは、今年覆いをしたので、今のところ、とても元気です ただ、花は一つもありません

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左は、つるだけです 右には、花(つぼみ)があります つると花は、葉の反対側についています もとはおなじ生長点ですが、とちゅうから、つると花に分かれるそうです 学生時代、先生から教わり、つるを培地で育てたことがあります つるがやがてカルスになり、花に分化するとおもしろい でも、そんなに簡単にいくものではありません 簡単なら、とっくに、だれかが作っているはず

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もものサイトカイニンを調べるために、たばこのカルスを使っていました カルスも、培地の内容を変えると、やがて芽や葉ができてきます 不思議です 植物のアイピーエス細胞といったところでしょうか

ところで、コロナで、休校がまた伸びました 今年、孫が2人、1年入学で、どちらも長子で、親子でふんばっているようです 1年算数で、どんな学習があるのか、東書の指導書を見てみました

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自分が、1年生を担任したときのことを思い出すと、子供たちは、はじめて、たし算、ひき算という算数の世界に出会うことになります そのたす、ひくを自分の生活と結び付けて、イメージ化できると、これからもスムーズに、算数の世界を楽しめるように思います

忠蔵さんの農民日記p27、二十三夜御初尾(にじゅうさんやおはつお)

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忠蔵さんの農民日記、今日は、二十三夜御初尾(にじゅうさんやおはつお)のことです

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お願いごとを、正学院へ頼んで、御初尾(御初穂)を渡しています 天台宗のお寺ですが、神社のこともしていたようです 幅広い活動で、江戸時代は、まだ天台宗にお願いすることが多かったのでしょう

この正学院が、雨乞をしたことは、先日紹介しました

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正学院は、三隅駅の近くにあったそうです 祠がありましたが、去年、どこかに移されたようです

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今日もよい天気でした

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このベリーAは、今年やっと大きくなりました これから、楽しみです

忠蔵さんの農民日記p26、御斎

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忠蔵さんの農民日記、今日は、御斎(おとき)のことです おときは、お寺で、昼食としていただきます

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宝国寺は、隣村、津雲に今もあります 江戸時代の始め、毛利さんが萩に来たとき、益田家のお寺になりました 

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津雲の山中には、益田家の墓地があるそうですが、もう藪になって、だれも世話しなくなったそうです やがて歴史が埋もれてしまいます 樅の木では、草刈家の墓地が、地区で世話されています 昔のことの保存は、むつかしいです

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今日は、栗畑の草刈りをしました ことし初めて、額から汗が出ました

忠蔵さんの農民日記p25、ねはん参り

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自作本の紹介をしています 今日は、ねはん参りのことです

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ねはん参りは、おしゃかさまのなくなったときのこと、花祭りは、おしゃかさまが生まれたときのこと 明峰寺では、おしゃかさまの行事が行われています

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明峰寺は、由緒あるお寺で、湯本の大寧寺と関係があります

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大内が山口に来たので、長門も、宗教的な面で栄えたみたいです 明峰寺には、粟屋家の墓もあります

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三隅の社寺のほとんどが、火災にあっているので、大内氏の時代の史料が、見つからないのが残念です

今日は、栗畑の猪の囲いを修理、付け替えました

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目の前に、エノキの花が咲いていました

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子供のころ、この木に登って、赤い実、ヨノミをよく食べていました

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20年以上も前、田だったときにれんげを植えたのが、まだ生き残っています わりと湿ったところに生えるようです