長門市、「いこいの森三隅」の植物観察をしています
１ イワガネソウ
イワガネソウとイワガネゼンマイは、脈で区別できます
２ クサイチゴ
３ コウゾリナ
４ クロキ
クロキのことを、長門では、ハイノキと言っていたようです
５ キブシ
６ ヤマネコノメソウ
湿ったところに、ヤマネコノメソウが見られます ムラサキニガナ、ツルカノコソウ、オニタビラコが横に見えます
山口県で見られるネコノメソウの仲間です 県央を旅したときに、探してみたいですね
４月に入って、津和野に行くのが楽しみです
風土注進案の植物１１大日比、青海３
天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
１ サクラ ヤマザクラ
島には、ヤマザクラが見られます
２ 眞竹 くろたけ マダケ
３ 淡竹 はちく ハチク
たけのこ模様があるのが、マダケ（クロチク）、模様がないのが、ハチクです
４ ニカゼ竹 にかじ（阿武でメダケ）
メダケのことではないかと思います
５ 眞笹 まなささ ヤダケかチマキザサか 玖珂ではヤダケのこと
チマキザサは、中国山地でみられるので、ヤダケのことかも よく分かりません
６ しだ 一般的にウラジロのことをさすようです
７ 蓬 ヨモギ
長門地方でよく作られている、いぎのはだんごです いぎのはとは、サルトリイバラの葉のことです
８ アザミ ノアザミ
９ ツワ ツワブキ
１０ 茅 チガヤ
ノダフジです
ヤマフジです
１２ 葛葉 くずば クズ
以上で、大日比、青海を終わります 次回から注進案、深川村の植物を紹介します
長門市三隅、久原山山登りのこと
長門市三隅、久原山に登る山道が、地元の小学校や地域の方で整備されていると聞きました
今日は、天気がよかったので、登ってみることにしました
大歳社の横に、登り口があります
案内板やロープがありました
ノシランが実をつけていました
ニセジュズネノキ（オオアリドオシ）も実をつけていました
頂上には、祠（ほこら）がありました ここには、薬師如来を祀るお寺があったようです 江戸時代の地図には、坊ノ辻山とついています 麓には、薬師堂があったようです（防長風土注進案）
頂上からは、明倫小学校と三隅中学校が見えました
３０年前は、伐採された後で、町もよく見えました
昭和３５年にできた旧三隅町役場ですが、この度、解体されました
これは、去年、生島の山から撮ったものです 帰りに、同じ山に行って、写真を撮りました
役場の庁舎がなくなって、中学校の校舎がよく見えます
町の移り変わりに、時の流れを実感します
みすゞさんと杉の実鉄砲のこと
冬から春にかけて、杉の実が見られます 今の時期は、花粉飛散の最盛期で、困っている人も多いようです
子供のころ、メダケの細い部分で、杉の実鉄砲を作って遊んでいました
金子みすゞさんは、杉鉄砲（杉の実鉄砲）のことを、詩にかいています
みすゞさんも、杉の実鉄砲を作って遊んだのでしょう
長門三隅・いこいの森の植物３月その３すかんぽ
長門市、「いこいの森三隅」の植物観察をしています
１ キランソウ（ジゴクノカマノフタ）
キランソウが、地面に広がっていました すごい別名がついています
２ ギシギシ
ギシギシが、チガヤの間に生えていました 花序になる部分は、白い皮とぬめりでつつまれています
３ ヒロハギシギシ
ギシギシより大きいので、すぐ分かります
ギシギシとナガバギシギシは、似ているので、実の形で区別するようです
４ スイバ
スイバは、花序になるところや葉柄が赤く、すっぱい味がします 別名すかんぽと言われます
花序は、よく伸びます
金子みすゞさんは、「すかんぽ」の詩をかいています 豆の畑の畦で、すかんぽを見つけています 何豆でしょうか
我が家の畑では、ソラマメが大きくなっています
エンドウマメは、ヒヨドリに食べられて、悲惨です
絵にしてみました 長門市周辺を歩くと、こんな景色がよく見られます
