キブシ(木五倍子、木付子)の花が至る所で見られるようになりました のどうしみ、とうしみ、たにわたしなどと言われています(山口県植物誌)
鈴なりの花は見ごたえがあります
め花(雌株)です おしべが見えません
お花(雄株)です おしべが見えます
左お花 右め花です 花の大きさはあまり変わりません
実も鈴のようです この実から粉を取り、黒色染料(五倍子、付子、ふし)の代用にしたことから、「木ぶし」と付いたようです 五倍子とはヌルデの虫癭(ちゅうえい)から染料のことです
5月になるとヌルデの葉がしげります
葉に虫癭(ちゅうえい)ができます これから黒色染料を取って「おはぐろ」に使ったそうです
白い花がたくさんつきます 6月になるとミツバチがたくさんやって来ます うるしの仲間で嫌われますが、いろいろと役に立っているようです