自作本の紹介をしています 今日は、飯籾米受けこみのことです 忠蔵さんは、天明のききんの後から、飯米を与えられるようになりました その後も改善されず、借米がずっと続いています
借米には、当然利息がつきます
飯米、種米を借りて、それに利がついて供出しなければいけません 忠蔵さんよりも小さい規模の百姓も多数いましたので、ほとんどの百姓は、大庄屋から不足分を借りていたようです 供出できなければ、生島、久原の庄屋が、村人の分を、大庄屋からかりて立て替えていました こうして、村の庄屋も、小百姓も、大庄屋の富に吸収されていったようです マッカーサーが来なければ、今も貧富の大差が、続いていたかもしれません
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