チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記96、作物混納帳文化元年のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

f:id:chuumeikun:20190524051917j:plain

農民忠蔵さんは、分家とききんのために、小作に転落し、さらに借金生活が続きました

f:id:chuumeikun:20190524052104j:plain

f:id:chuumeikun:20190524052121j:plain

借金生活から抜け出すために日記、記録を書き、方策を探っていたのかもしれません

f:id:chuumeikun:20190524052247j:plain

記録の一つに「作物混納帳」がありました ふすまに貼ってあってばらばらでしたが、やっと1年分(文化元年)だけまとめることができました 紹介します

f:id:chuumeikun:20190524052445j:plain

f:id:chuumeikun:20190524052506j:plain

f:id:chuumeikun:20190524052528j:plain

f:id:chuumeikun:20190524052558j:plain

f:id:chuumeikun:20190524052615j:plain

f:id:chuumeikun:20190524052640j:plain

小作の中で、いろんな作物を作りながら生活をしていたことが想像できます 混納帳の整理は、当分かかりそうです 次回は、続きの「飯米帳」を紹介します

長州藩、忠蔵さんの農民日記95、桝が小さくなった、91大きくなった、どっち?

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

f:id:chuumeikun:20190522162243j:plain

農民日記91では、蔵桝が大きくなったと、紹介しました

f:id:chuumeikun:20190522162348j:plain

f:id:chuumeikun:20190522162411j:plain

f:id:chuumeikun:20190522162430j:plain

生島村全農民から、年貢(土貢)を集めていますが、新桝では、量が減っています

年貢が少なくなったということは、ありえないので、桝が大きくなったのでしょう

日記を調べていると、逆の記録が見つかりました 地主への加調米(小作料)のことを書いています

f:id:chuumeikun:20190522162853j:plain

f:id:chuumeikun:20190522162912j:plain

加調米を銀にかえていますが、「1升5合かへ」とあります 1匁=1.5升で計算すると、合うようです 加調(かちょう)ということばは、今でも使います 最近は、0になりましたが

蔵米と加調米のことを、並べてみました

f:id:chuumeikun:20190522162935j:plain

加調米が増えたのは、きりのよい1割です ただ単に、小作料が上がっただけなのかもしれません

さて、文化文政時代の米の値段ですが、萩城算用方の記録があるので、紹介します

f:id:chuumeikun:20190522163632j:plain

f:id:chuumeikun:20190522163650j:plain

f:id:chuumeikun:20190522163710j:plain

年代が少しずれているとはいえ、小作農民は、高い小作米を払っていたようです こうして、農民が農地を取られていったのが、想像できます

今年もスイカにノコギリカメムシがつきました

f:id:chuumeikun:20190521054254j:plain

佐藤錦は、実ができませんでしたが、アリがたくさんついていました 葉柄の蜜腺は、ほかのさくらの仲間より特に大きく、蜜がたくさん出るのでしょう 実ができたら、きっとおいしいことでしょう 来年は、なってくれるかな

f:id:chuumeikun:20190521054646j:plain

暑い日が続き、よく混ぜなかった腐葉土からアンモニアが発生したのか、スイカがふやけてしまいました 急いで大量を水を、毎日かけて、なんとか生き返りました

(おばは、キュウリが枯れたと話していました)

f:id:chuumeikun:20190521054853j:plain

ところが、今度は、ノコギリカメムシが、毎日飛んできます 多いときは、1本に10匹いました なかなか楽に栽培させてもらえません

f:id:chuumeikun:20190521055052j:plain

昨日も、朝は雨がありません 

f:id:chuumeikun:20190521055203j:plain

除草剤をまく時期なので、田の水を満杯にしましたが、1枚しかできませんでした

f:id:chuumeikun:20190521055317j:plain

水不足で、ヒエがのびてしまいました

f:id:chuumeikun:20190521055404j:plain

雨をまっていられないので、除草剤をまきました

f:id:chuumeikun:20190521055516j:plain

3時頃から雨になり、雷もなりました 

f:id:chuumeikun:20190521055615j:plain

おかげで、一気に満杯になりました

f:id:chuumeikun:20190521055658j:plain

川の水は、少し増えました 大雨で被害も出ているようですが、長門地方にとっては、恵の雨でした

釣りに行きました

f:id:chuumeikun:20190520033730j:plain

巨峰の花が咲きました ほかのぶどうより早いです

孫の釣り体験に、仙崎の人工島に行きました

f:id:chuumeikun:20190520033957j:plain

いつもは、保安庁の船だけですが、昨日は、2つありました

f:id:chuumeikun:20190520034115j:plain

f:id:chuumeikun:20190520034135j:plain

休日だったためか、遊覧船が次々出入りしていました 昭和50年ころは、観光客がたくさんいてその後さびれていましたが、最近また、多くなったようです

長州藩、忠蔵さんの農民日記94、牛買い得代のことと31稿わらを櫨はぜに訂正

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

f:id:chuumeikun:20190519052003j:plain

百姓にとって、牛はなくてはならない家族です 忠蔵さんは、牛を買っています 

f:id:chuumeikun:20190519052219j:plain

f:id:chuumeikun:20190519052238j:plain

牛の値段は、耕運機位でしょうか トラクターは、10倍、桁が違います 分家のときも、牛、牛小屋をつけています

f:id:chuumeikun:20190519052523j:plain

忠蔵さんの記録が増えてきたので、これまで不確かだった「文字」が、確かになってきました 31わら「稿」は、はぜ「櫨」の草書体でした 文字が「きへん」で、〇貫目とあるのも、はぜ櫨のことで間違いないと思います

f:id:chuumeikun:20190519053459j:plain

f:id:chuumeikun:20190519053520j:plain

f:id:chuumeikun:20190519053538j:plain

手元の辞書にない文字は、解読に頭をいためています

長州藩、忠蔵さんの農民日記93、泥落としと代みてのこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

f:id:chuumeikun:20190518061110j:plain

今回は、泥落とし(どろおとし)と代みて(しろみて)のことです 田植えが終わって、泥落としや代みてを行っています

f:id:chuumeikun:20190518061306j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061322j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061342j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061401j:plain

泥落としや代みてのことが、みすみ町史に書かれています

f:id:chuumeikun:20190518061508j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061526j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061545j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061605j:plain

田植えがすんで、ほっと一息ついたことでしょう

昨日は、よい天気の続きでした

f:id:chuumeikun:20190518061855j:plain

f:id:chuumeikun:20190518061919j:plain

孫が帰ってきたので、海に行きました 今日は、久しぶりに雨雲がやってきました 

杉の枯れ木を切りました

よすぎる天気が続いています

f:id:chuumeikun:20190516203037j:plain

甘夏の花が咲きました

f:id:chuumeikun:20190516203109j:plain

ミツバチがせっせと働いています

よその倉庫の方向に傾いていた杉を切りました

f:id:chuumeikun:20190516203220j:plain

まだ生きているのかよく分かりません

f:id:chuumeikun:20190516203349j:plain

根本は完全に朽ちている様子です

f:id:chuumeikun:20190516203427j:plain

f:id:chuumeikun:20190516203446j:plain

まず、じゃまになるマダケを切りました

f:id:chuumeikun:20190516203555j:plain

ロープで倒れる方向を制御しようとしましたが、意味がなさそうなのでやめました

f:id:chuumeikun:20190516203647j:plain

トタンの向こうに落ちるようにと、できるだけ高いところを切りました 上の方まで朽ちている様子

f:id:chuumeikun:20190516203825j:plain

枝がすっかり枯れていたので、ストンと落ち、手前に倒れてしまいました 突き倒してすぐ逃げましたが、脚立に乗っていたら、大けがだったでしょう

まずは、安心