チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

忠蔵さんの農民日記p52、駄屋ふきかえ

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自作本の紹介をしています 今日は、駄屋(だや)ふきかえのことです 駄屋とは、牛馬屋のことで、ここらでは、母屋(おもや)に対して長屋(ながや)といっています

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ところで、駄屋はどれくらいの大きさだったのでしょうか 忠蔵さんの記録に、大きさのことがありました

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昔は、牛だけでなく馬もいました 御屋敷(領主、村上作兵衛)の借銀のために、手助けしたようですが、260匁というお金、わずかですが、なけなし、生活のたし、つなぎという意味のことばをつけているようです なんと読むのか、とりあえず「いなこ」と解釈しました

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雇人に、家を建て、田畠も分与したという記録がありました

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梁2間半、桁5間というのが、普通の家の大きさのようです この「譜代の下人」の名前が、まだ、よく分かりません

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相当昔の話のようですが、現在の隣の家のことかもしれません それにしても、昔は、名家だったようです

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屋根ふきかえのときに、𣏒が切り出されていますが、このことについては、またの時に補足します