自作本の紹介をしています 今日は、駄屋(だや)ふきかえのことです 駄屋とは、牛馬屋のことで、ここらでは、母屋(おもや)に対して長屋(ながや)といっています
ところで、駄屋はどれくらいの大きさだったのでしょうか 忠蔵さんの記録に、大きさのことがありました
昔は、牛だけでなく馬もいました 御屋敷(領主、村上作兵衛)の借銀のために、手助けしたようですが、260匁というお金、わずかですが、なけなし、生活のたし、つなぎという意味のことばをつけているようです なんと読むのか、とりあえず「いなこ」と解釈しました
雇人に、家を建て、田畠も分与したという記録がありました
梁2間半、桁5間というのが、普通の家の大きさのようです この「譜代の下人」の名前が、まだ、よく分かりません
相当昔の話のようですが、現在の隣の家のことかもしれません それにしても、昔は、名家だったようです
屋根ふきかえのときに、𣏒が切り出されていますが、このことについては、またの時に補足します