モモとユスラウメの花が咲き始めました
昨日は、長門市、真木大谷と三隅正楽寺の境にあった峠、「あわが垰タオ」を探してみました
前回、あわが垰のことを書きました 今回は、そのつづきになります
江戸時代の絵地図「行程記」の三隅に、「あわが垰」とあります 「大竹」の地区の奥に「正楽寺」という地区があり、ここから峠を越えると、長門市「真木」に出ます
現長門市ハザードマップにも、その名「栗ケ峠」(くりになっていますが)が、あります 真木の方は、「あわがだお」と言っておられました
前回は、ここまで訪ねてきました ここで、地元の方から、貴重なお話を聞くことができました
昨日は、別の方からお話を聞くことができました 昭和のはじめごろまでは、八代との行き来があったようです 真木の方にとって、「大谷山」は、存在が大きいようでした そして、大谷川の北側にある「天井山」は、八代の方が利用されていたように思いました
今回は、ここから、登ったことを紹介します
ダムの手前、分かれ道の所に小屋があり、ここを、左に進みました 道は、ずっと川沿いにありました
道は、石垣が組んであり、かなり昔から整備されていたものと思われます
杉の大木が何本もあり、側は小川が流れ、とてもここちよい山道でした 川沿いにリンボクがあり、実がついていたのにも感激
少し広くなったところに、炭焼き窯跡がありました ここから先は、道がせまくなり、次第に分からなくなりました
峠だろうと思われる「低い方向」に向かって進みました
雑木で、道が分かりません 随分前、下るときに、谷を一つ間違えたことがあるので、目印のテープを2~3mおきにつけました
峠もやっぱり、雑木でしたが、切られた大木から育ったと思われる木が、何本かありました ここより東の「大水垰」や西の「さやか垰」は、峠の部分が、削られて凹んでいましたが、ここは、凹んでいません ひょっとしたら、別の場所かもしれません
ただ、東側に、角ばった大きな石がいくつもありました お地蔵さんをすえた石かもしれないなと思いました
帰り、山道を下りながら、「真木ーあわが垰ー天井山ー大谷垰ー真木」の周回コースができたら、気持ちよいハイキングコースになるかなと思いました