庭のカマツカが赤い実をつけていましたが、鳥がつついたのか、実が減っています この木は、学生時代に山から持って帰った2本のうちの1本です 庭に植えると、大きくならないようです
カマツカは、長門の山中どこでも見られます 長門では、「しわ木」といい、天保の書、風土注進案にも、名があります
カマツカは、若枝葉の毛の有無や、短枝のでき方で、3つに分けられています(山口県植物誌)
1、ワタゲカマツカ:若枝葉に毛がある 短枝がよくできる 葉は大きい
2、ケカマツカ:若枝葉の毛は、後に落ちる 短枝は、あまりできない
3、カマツカ:若枝葉には、毛がない 短枝は、あまりできない
樹皮に、縦のしわができます
毛があるものは、白っぽく見えます
山渓、樹に咲く花によると、カマツカとケカマツカは、中間型もあり、区別は難しいとあります
カマツカは別名ウシコロシといわれ、牛の鼻くりに使われたようです 天保時代、俵山の物産に、牛の鼻くりがありますが、鼻木に用いられたものには、マツ、スギ、アケビ、ヒノキ、カシ、ヒビノキ(イヌガヤ)、シラクチ(サルナシ)、イカムロ(ネズ)、桑、ツツジなど、たくさんあり、どの木なのか、全く分かりません
昨日は、地区墓地周辺の草刈りと垣根の剪定をしました あと、当家墓地の草取り、落ち葉拾いをして、正月を迎えます