秋、メヒシバの仲間、メヒシバ、コメヒシバ、アキメヒシバが見られます 昨日、3種を比べることができました 見分けのポイントを、次のようにしてみました
はじめに、メヒシバです 畑の雑草になりますが、大きいのでとりやすいです
実(小穂)には、毛があるのとないのがあります 夏は、毛がついていたのに、今は、ほとんどついていません
次に、コメヒシバです 畑や花壇、植木鉢に生え、取ろうとしても、すぐちぎれるので、とてもやっかいな雑草です
次に、アキメヒシバです 道端や荒れ地など、やせた土地に育つようです
左コメヒシバと右アキメヒシバを並べてみました
左コメヒシバの茎は、細く、草取りのとき、すぐちぎれるはずです
左メヒシバ 中コメヒシバ 右アキメヒシバを並べてみました
メヒシバの仲間3種が、並べられたので、これから、見分けが楽にできます
山口県では、メヒシバのことを、じしばり(各地)、かげくさ(長門)、はたかり・はたがる(周防)などとよんでいます(山口県植物誌) 天保の書、防長風土注進案、深川村、草類に、「陰草」があります メヒシバのことでしょう
ヒガンバナの花期は終わり、今、実のところがふくらんでいます
割ってみると、中に、白い粒、種らしきものがありました 成熟しないので、種はできないようです(牧野植物圖鑑)
白い粒を蒔いてみました 熟していないので、腐るのかな