チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

注進案、長門市伊上の植物8の5、草5の2

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

今回は、長門市、伊上の植物8の5、草5の2です

f:id:chuumeikun:20180208185032j:plain

f:id:chuumeikun:20180208185054j:plain

f:id:chuumeikun:20180208185121j:plain

1 文字摺花 もじずり ネジバナ

f:id:chuumeikun:20180208185536j:plain

ネジバナは、芝生のあることろによく生えます 草刈りを頻繁にしていると、やがてネジバナが増えていくのが不思議です

2 かんぞう ヤブカンゾウ

f:id:chuumeikun:20180208185555j:plain

長門では、ヤブカンゾウが、至る所で見られます 種ができないので、どうして広がっていったのか、これも不思議です

3 イ 七嶋菅はフトイかリュウキュウイ 福菅はアンペライ

f:id:chuumeikun:20180208185614j:plain

これは、フトイです 

f:id:chuumeikun:20180208185632j:plain

七嶋については、考え中です

4 玉簪 ギボウシ

f:id:chuumeikun:20180208185659j:plain

5 垣衣 シノブ

f:id:chuumeikun:20180208185726j:plain

シノブは、昔から、盆栽と同じように親しまれてきたようです

f:id:chuumeikun:20180208185754j:plain

切った「こうりもち」を、かごで干しました これだと、場所をとらず、ねずみの予防にもなります 昔使っていた、「こうりもち干し棚」は、処分しようかと思っています

f:id:chuumeikun:20180208185813j:plain

f:id:chuumeikun:20180208185835j:plain

今日は、久しぶりに温かくなりました 田の隅は、トラクターで鋤けないので、スコップで、掘りました

風土注進案、長門伊上の植物8の4、草5の1

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

今回は、長門市伊上の植物、草類5の1です

f:id:chuumeikun:20180204140254j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140316j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140339j:plain

1 五形花 ゲゲバナ レンゲ

f:id:chuumeikun:20180204140558j:plain

2 射干 シャカン シャガ ヒオウギ

A ヒオウギ

f:id:chuumeikun:20180204140613j:plain

B シャガ

f:id:chuumeikun:20180204140629j:plain

射干は、ヒオウギのことだろうと思いますが、後でカラスオウギが出ているので、シャガとも思われます

3 釣鐘草 ツリガネニンジン サイヨウシャジン

f:id:chuumeikun:20180204140644j:plain

長門には、ツリガネニンジンに似たサイヨウシャジンがあります

4 山小菜 ホタルブクロ

f:id:chuumeikun:20180204140701j:plain

今日、旅番組で、スゲを使った小物作りのことを紹介していました 多分、カサスゲのことだろうと思います カサスゲは、長門の池でも、見られます 大きいので、目立ちます

f:id:chuumeikun:20180204140737j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140753j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140813j:plain

2016年10月には、「ヒロロ」という植物で、かごを作られているのが、紹介されたように思います

f:id:chuumeikun:20180205020020j:plain

山の中なので、「ヒロロ」は、多分カンスゲの仲間だろうと思いました 

テレビで、植物のことが紹介されると、発見があってうれしいです

今、田の隅に作った畑を手入れしています ほったらかしだったので、今年は、サトイモをきちんと育てようと思っています

f:id:chuumeikun:20180204140830j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140849j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140907j:plain

まずは、田んぼの土を補充しました イノシシがほじくったみたいになりました

今日は、立春

f:id:chuumeikun:20180204140924j:plain

f:id:chuumeikun:20180204140941j:plain

時折、雪が降ります 春は、まだのようです

長門市の山、権現、天井と石原峠のこと2

f:id:chuumeikun:20180203024330j:plain

長門市三隅、市の橋から見た、中国山地です 左が権現山、右が天井山です 

f:id:chuumeikun:20180203024358j:plain

三隅側からは、地図を逆さにして見ます この地図には、まだ新しい八代ー三隅道路がかいてありません 

この山並みのことが、江戸時代の記録、地下上伸に書かれています

f:id:chuumeikun:20180203024418j:plain

山並みに、文を並べてみました

f:id:chuumeikun:20180203024439j:plain

江戸時代の長尾山は、権現山に、すのこの嶽は、天井山になったようです 長谷山のことで、気づいたことがあります

明治時代、二階さんという、植物研究の先駆者がおられました 山口県植物誌に詳しく書かれています

f:id:chuumeikun:20180203024503j:plain

二階さんは、三隅、中小野出身で、目の前の長谷山や天井山、辻並で植物採集をされています

f:id:chuumeikun:20180203024525j:plain

山口県植物誌で、二階さんが、長谷山と天井山で採集されたものをあげてみました 始め山口県におられて、途中、岡山、広島に行かれ、その間の標本の記録がぬけています そして、長谷山が消えて、天井山の名が出てきます 山の名については、明治の大事業、地図作成で、名前が統一されていったのではないかと思いました 

江戸時代は、それぞれの地域で名前を付けていたので、同じ名前があちこちにあり、混乱しないように、統一されていったのだろうと思いました 先日、長門市の人に、あの山は、西山といっていますが、というと、あれは、東山、西山は、日置との境といわれ、混乱がおきるはずだと思いました

さて、以前、三隅ー渋木、真木境の、「石原峠」のことを書きました

昭和48年、三隅町史添付の地図に、「石原峠」がありました 今の地図と、場所が違っています

f:id:chuumeikun:20180203024548j:plain

f:id:chuumeikun:20180203024608j:plain

昔、学校で使われていた地図を見て、「石原峠」の道が、車が通れるようになっているのに気が付きました 人も通れないかもしれません

f:id:chuumeikun:20180203024635j:plain

先日、最新の長門市防災マップが届きました

f:id:chuumeikun:20180203024712j:plain

「石原峠」の名があります 

緊急のとき、地図は重要だから、もう地名が変わることはないでしょう 昔の地図は、昔のことを楽しむために見た方がよさそう

長門市伊上の植物8の3、木3の3

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

今回は、長門市伊上の木の続きです 木3の3

f:id:chuumeikun:20180201001926j:plain

f:id:chuumeikun:20180201001951j:plain

f:id:chuumeikun:20180201002017j:plain

1 たづ タヅノキ ニワトコ

f:id:chuumeikun:20180201002247j:plain

2 いわしやかず ゴンズイ

f:id:chuumeikun:20180201002302j:plain

3 ちなへ エゴノキ

f:id:chuumeikun:20180201002322j:plain

4 なたぎらい ヤマボウシ

f:id:chuumeikun:20180201002344j:plain

5 常山木 クサギ

f:id:chuumeikun:20180201002404j:plain

6 ふくら ソヨゴ

f:id:chuumeikun:20180201002419j:plain

7 かいば アカメガシワ

f:id:chuumeikun:20180201002434j:plain

木の名前がいろいろあって、昔のことを知るよい資料になります

昨日は、栗畑の上下が行き来しやすいように、畔道を広げました

f:id:chuumeikun:20180201002633j:plain

f:id:chuumeikun:20180201002719j:plain

さらさらした赤土です おいしい米ができます ここは、天明飢饉後、田畑を失ったので、開作したところです(地名は開作田) 苦労が実り、またゆとりのある生活ができるようになったようです 転作が始まって、牧草を、それから、栗を植えました もう、田にもどることはないでしょう

f:id:chuumeikun:20180201002735j:plain

モグラかネズミの穴がありました

f:id:chuumeikun:20180201002753j:plain

木の根は、クリかクヌギか分からないので、残しておきました 

f:id:chuumeikun:20180201002812j:plain

カエルが出てきました 傷つけなくてよかった 土をかぶせておきました

長門市伊上の植物8の2、木3の2

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

今回は、長門市伊上の植物の続きです 木3の2

f:id:chuumeikun:20180130190157j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190217j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190304j:plain

1 カシ

f:id:chuumeikun:20180130190356j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190415j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190430j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190500j:plain

長門の山で、アラカシ、シラカシウラジロガシ、アカガシが見られます

2 カシワ

f:id:chuumeikun:20180130190517j:plain

長門で見られるカシワは、ナラガシワです

3 とりもち

f:id:chuumeikun:20180130190540j:plain

長門の山で、とりもちができる木、モチノキ、クロガネモチが見られます モチノキは、海岸沿いにたくさん生えています

とりもちの作り方は、樹皮をたたいて、水洗いしながら、ねばりを集めます

f:id:chuumeikun:20180130190605j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190622j:plain

今回の寒波は強く、今日も雪がちらついていました

栗畑に残っていたイヨカンを、近くの畑に植え変えました

f:id:chuumeikun:20180130190650j:plain

f:id:chuumeikun:20180130190710j:plain

土を落として、根の状態を確認しました よく育っています

f:id:chuumeikun:20180130190729j:plain

50年たったアマナツが枯れたので、そばにイヨカンを植えました

f:id:chuumeikun:20180130190755j:plain

向こうの木も、イヨカンです 数年後が楽しみです

長門市伊上の植物8の1木3の1

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

今回は、長門市伊上の植物8の1木3の1です

f:id:chuumeikun:20180129135339j:plain

f:id:chuumeikun:20180129135403j:plain

f:id:chuumeikun:20180129135422j:plain

1 ヒノキ

f:id:chuumeikun:20180129135541j:plain

ヒノキは、「柏」または「檜」とも書きますが、江戸時代、長門では両方が使われていたようです カシワは、「檞」が使われています

2 ギョリュウ

f:id:chuumeikun:20180129135943j:plain

3 ネズミモチ

f:id:chuumeikun:20180129140008j:plain

「女貞」に、ルビ「ねずみもち」が付いているのが、ありがたいです

4 エンジュ

f:id:chuumeikun:20180129140110j:plain

エンジュは、薬用として利用されたようです 今、ハリエンジュが、あちこちに生えています 

今、群馬県の公開古文書を勉強しています 

f:id:chuumeikun:20180129140220j:plain

昨日読んだ資料に、江戸時代、沼田藩が貧しい家庭に養育を行ったことがありました 庶民のことを考える殿様もいたのですね

f:id:chuumeikun:20180129140241j:plain

我が家で一番早く咲く畑のウメが、咲き始めました 春が来ています

椿の植え変え

寒波が来る前、山の椿を、堤の補修として植え変えました

f:id:chuumeikun:20180128131446j:plain

堤の土手ですが、赤線です この斜面を、椿で補修します

f:id:chuumeikun:20180128131506j:plain

椿は、下に向く直根より、横に這う側根の方がよく育つそうです

f:id:chuumeikun:20180128131526j:plain

はじめに、木の周りを掘りました

f:id:chuumeikun:20180128131543j:plain

側根が、数本ありました

f:id:chuumeikun:20180128131600j:plain

鋸で、側根を切ります

f:id:chuumeikun:20180128131617j:plain

次に、ツルハシで、周りから下を掘ります

f:id:chuumeikun:20180128131635j:plain

f:id:chuumeikun:20180128131651j:plain

根が浮きました 太い直根は、ありませんでした

f:id:chuumeikun:20180128131800j:plain

最後に、上の枝を、思い切り切ります

f:id:chuumeikun:20180128131709j:plain

堤土手に、植えました 土をしっかりかぶせて終了です

f:id:chuumeikun:20180128131729j:plain

これは、ヒサカキの自然状態の根です 下に向かって、太い根が張っています こういう木は、山から掘って帰るのは、大変です でも、この根の張り方のお陰で、風雨に強いのでしょう