金銀花と金銀草という、華やかな名のついた植物があります
金銀花とは、忍冬・スイカズラのことで、金銀草とは、ユキノシタのことです(柏書房・草木名彙辞典)
長門では、江戸時代(防長風土注進案)にも記載があります
金銀草:深川村、渋木村
忍冬・荵冬:三隅村、深川村、渋木村、日置下村、蔵小田村、角山村、久富村、新別名村、河原村、伊上村、向津具村 ※薬草類として記載
スイカズラは、花が黄色になるところから金銀花という漢名になったようです(牧野新日本植物誌)
山口県植物誌には、スイカズラの方言は、にんどう 各地 すうすう 見島 みつばな 阿武 ちちばな 鹿野 にゅうどうかずら 玖珂 いんろう 祝島、ユキノシタの方言は、きんぎんそう 各地 きんぎんす 大島 とあります
はじめに、金銀花・スイカズラ・忍冬を紹介します
花は白から黄色に変わります
次に、金銀草・ユキノシタです
葉は、テンプラにして食されます 金銀花も金銀草も、昔から重宝されたようです
昨日は、改修した壁板に防腐剤を塗りました
新しくできた縁側に、ニスを塗りました これで、20年位は、腐らずにもつかな