長門市、「いこいの森三隅」の植物観察をしています 春、スミレの仲間が見られます
1 スミレ
2 コスミレ
コスミレは、葉がとても大きくなることがあるようです
3 ナガバノタチツボスミレ
4 コタチツボスミレ
ナガバノタチツボスミレ(左)とコタチツボスミレ(右)を並べてみました
5 ツボスミレ(ニョイスミレ)
山口県には、次のようなスミレの仲間があるようです(山口県植物誌)
いこいの森には、写真以外のスミレもありそうです
天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
今回は、青海島の西側、青海と大日比その1です
1 松 マツ
青海島には、海岸性のクロマツが生えています 向こうの島は、相島です
青海には、青海湖があり、海との境にクロマツがありました ここは、波の橋立といいます 残念ながら、マツは、枯れてしまいました
2 椎 シイ
島では、スダジイが見られます
下列は、ツブラジイ(コジイ)です
3 楢 ナラ
島では、コナラが見られます
4 樫 カシ
島には、アラカシが多かったように思います
ヤマツツジです
コバノミツバツツジです 島では、両方ともよく見られます
6 リョウボ リョウブ
リョウブです
7 紫榊 イササキ イシャシャギ ヒサカキ
8 柴栗 シバグリ
野生のクリのことを、シバグリとよんでいます
9 榊 サカキ
サカキです
10 樒 シキミ
シキミです
次回は、青海、大日比の続きを紹介します
庭のシダレウメ(ピンク)が、満開になりました
毎日、スズメとメジロがやって来るのを、部屋から楽しみにしています
3月に入ったので、じゃがいもを植えることにしました
去年11月に、耕運機ですいたところです
びっしりスズメノカタビラが生えています この草を、年寄りは、ぶえが生えて困るといいます
今年も、じいの手抜き栽培を行いました 草の上に、じゃがいもを、置いていきます
じゃがいもの周りに腐葉土をかけます
まわりの土をほって、じゃがいもにかぶせます
じゃがいもの畝が2つできました さて、どうなることやら
去年、さつまいもを掘らずに、わらをかけたところです
さつまいもは、皆腐っていました 手抜きじいの失敗でした
さくらんぼ(暖地性)のつぼみが膨らんできました
遅霜にあうとさくらんぼが腐ります シートをかけました 鳥対策には、実がなってから糸を張る予定です
長門市・いこいの森三隅の植物観察をしています 3月はじめの今回は・・
1 シマカンギク(アブラギク)
秋に咲き始めたたものが、冬も枯れずに春になりました
2 シロバナタンポポ
県道沿いからの続きで咲いています
3 ヒサカキ
今、市内の山のいろんな場所で咲いています
4 ヤブツバキ
萩・笠山でつばき祭りが行われます 照葉樹林の代表の樹木ですが、福井県・東尋坊・雄島にも原生林があります 学生時代、友人のMくんに案内していただき、笠山と同じ状態が、福井県にもできているのに驚きました ヤブツバキは、さらに北に進み、秋田県・男鹿半島が日本海側北限のようです
5 スダジイ
椎の実が落ちていました 実が長く、これは、スダジイです
冬芽が膨らんでいます 5月、ここから白い花が出ると思います
スダジイの樹皮は、割れています
スダジイに近い種に、ツブラジイがあります
スダジイもツブラジイも、ヤブツバキ同様、照葉樹林の代表種です 図鑑を見るとき、植物の分布のこともとどめておくと、旅をしたときの楽しみが増えます
いこいの森三隅から、萩の島がいくつか見えます その間を、見島との連絡船が通っているので、写真を撮ることにしました
いこいの森から見える、萩の島々です 見島航路は、相島と尾島の間のはずです 地図や岳山からの写真で、島の名前を確認しました
櫃島(ひつしま)は、大きく高い山が右にあるので、尾島と反対の形に見えます 肥島は、小さく低いので、大島にくっついて見えます 肥島と大島は、手前の鯖島で、ほとんどかくれています
2月27日午後4時ごろ(2月のダイヤ)、連絡船が櫃島の前に見えました
櫃島の前から、尾島の前へ進んでいます 手前の島は、壁岩です
尾島を過ぎました 北風が強く、海はしけています 手前のタンカーは、避難しているのではないかと思いました
相島と尾島の中間辺りです 手前の島は、右が笹島、左が大島(長門)です
相島の向こう側に行きました 船の揺れは、これから一段と大きくなります 35年前は、見島まで2時間かかりました 見島につくまで、時折ドーンと強く船底に当たる波を感じながら、客室で寝ていました これが、日本海だと実感できる旅です 冬になると、みんなで、見島海峡冬景色を歌っていたのを思い出しました
相島を通り過ぎ、見島に向かってどんどん進んでいます
やがて、青海島の山で見えなくなりました
地図で、航路を見てみます
A地点が相島通過、B地点が青海島で見えなくなる辺りで、あと半分あります 萩から45Km、船員の方々、毎日ごくろうさまです
天保の書、防長注進案の植物について調べています
通浦の薬草類の続きです
1 半夏 ハンゲ
カラスビシャクです 畑や家のまわりによく生えます
2 射干 シャカン
ヒオウギ(ヒオオギ)です シャガとよむと違ってきます
これは、シャガです
3 活婁 カツロウ
キカラスウリの根を、活婁根(枯楼根・カツロウコン)として使うようです
これは、カラスウリです 根を土瓜根といい、天瓜粉がとれるようです
4 葛根 カッコン
クズの根は、今もデンプンが重宝されています
5 菝葜 ハツカツ
サルトリイバラです 三隅ではサンキライとも言っています
葉を使って、カシワモチ(イギダンゴ、イギノハダンゴ)を作ります 三隅のアグリ市場で、よく売れているようです
6 忍冬 ニンドウ
スイカズラです 金銀花ともいうようですが、長門では、金銀花も金銀草も、ユキノシタのことをさしているようです(風土注進案、山口県植物誌)
7 牽牛子 ケニゴシ ケンゴシ
アサガオの種のことです アサガオは、あちこちで野性化しているようです
8 菖蒲 ショウブ
菖蒲湯にするショウブのことです ハナショウブとは別物です
9 薏苡仁 ヨクイニン ヨクイジン
ジュズダマの実のことです
10 前胡 ゼンコ
ノダケのことです
注釈に、女前胡で、風味よし、浦民、源五兵衛というとありますが、これは、ハナウドのことです
今回で、通浦を終わります 次回から、青海、大日比浦の植物を紹介します