金子みすゞさんは、詩「空屋敷の石」で、とりもちのことを書いています
空家の庭石の上で、とりもちを作っていたようです
私も、子供の頃、夏休みに川で作ったことがあります
とりもちは、モチノキの樹皮で作ります
モチノキは、長門地方では、よく見られ、赤い実がなります
樹皮は、灰色で、この皮をけずりとって、使います
とりもちづくりは、夏がよいそうです 今の時期できるか、少しけずって、確かめてみることにしました
皮を、石か金づちで、たたきつぶします
しばらくつぶしていくと、糸をひくようになりました これなら、いけそうです
かたまりができました まだ途中ですが、くずをのけることにしました
手につくと大変なことになるので、箸を使って洗います
ほんの少しですが、とりもちができました みすゞさんは、杉の実鉄砲で遊んでいたし、とりもちも作っていたなんて、すごいですね
クロガネモチやネズミモチの樹皮でも、とりもちができるようなので、今度試してみようと思います