晩秋、長門の山で、ハゼノキが紅葉しているのが見られます
かぶれるので、嫌がられますが、江戸時代は、ハゼ櫨の実からロウ蝋を取る重要な樹木でした 村田清風記念館にろうしぼり機があります
天保時代、村田清風は、長州藩の財政改革を行いました
藩の莫大な借金をなくすために、四白政策、米、塩、紙、ろう蝋の生産に力をいれました 当時の、長門のハゼ櫨の収量を、一覧にしてみました
長門では、ほとんどの村で、ハゼの実が収穫されています 三隅は、上、中、下の三村まとめた数字ですが、やはり清風の地元とあって、栽培に力が入れられたのでしょう
子どものころには、まだ、山の畑の周りにハゼノキの古木が見られましたが、切られたのか、山になって枯れたのか、古木は見られなくなりました