手持ちの資料で、古文字かなを整理しています
今回は、「た」です
「こ」や「堂」のような「た」があります
この地方では、「つなぎもの」「つなぐ」ということばが、集金などのときに使われています 方言かと思ったら、江戸時代は、公用語だったともいわれているようです
通浦庄屋「戸田」さんが、名字帯刀を願ったときの書面です つなぎもの(貫物)ということばがあります(まちがっているかも) 集金のことをさしているのだろうと思います 江戸時代の言葉が、今日も使われているのではないかと思いました
「差し」は刀のことで、奇兵隊の文書に、「差替え」をとりにいったことが書かれていました
帯刀は、年始計ゆるされています 年始は、村中の人が集まり、そこへ、役人があいさつにやってきたのでしょう そして、並ぶ順番があったようです
生島村の年始集会に、領主(知行、地頭、領分)、村上作兵衛様がおこしになられ、畔頭なみに座ったということが書いてあります 座席の順番は、いつの時代も地位を表しているようです
去年、コオニタビラコを植えていたプランタに、種が落ちていたのか、たくさん芽がでました
そろそろ、春の七草がどこに生えているか、確認にいこうと思います