チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記97、飯米帳寛政11年のこと

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

f:id:chuumeikun:20190603062815j:plain

忠蔵さんは、わずかな田畑で農業をしていました 借金生活の中で、記録を書き続けていました

f:id:chuumeikun:20190603063005j:plain

f:id:chuumeikun:20190603063154j:plain

借金がふくらんだのは、天明の不熟がもとだったようです

f:id:chuumeikun:20190603063313j:plain

寛政8年に家督を継ぎ、11年から記録を取り続けました 文政9年までの飯米帳が見つかったので、少しずつ紹介します

f:id:chuumeikun:20190603063418j:plain

年貢や貸米のことは、ブログ長府藩における年貢の話を参考にしました

f:id:chuumeikun:20190603063652j:plain

長州藩では、農民が生き残れる分だけの米は、貸し与えられていたようです 寛政11年、家族1年分の米は、およそ13俵です 

忠蔵さんの家族構成を、系図からまとめてみました

f:id:chuumeikun:20190603064202j:plain

忠蔵さんの子供は、生まれたばかりですが、父母兄弟は、1人前必要です 12俵3斗は、51斗、510升を9人365日で割ると、0,16升 一人一日、1合6勺の米が食べられることになります